4【純黒の悪夢】 ページ4
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それに言い方も怪しい。
普通、遊園地や水族館の従業員なら
「どうしたのぼく? ここは立ち入り禁止よ? 危ないから戻ろうね」
と、優しい口調で注意するはず
そしてーー俺は子どもだ
子どもがこんな所に一人いたら「迷子かな?」と思うはず。そして、この人みたいに一人で帰らせたりはしない
何より確信するのは
この女に名札がないこと
普通の従業員なら、忘れたとしても他の従業員に声をかけられるはず
ならーーこの人は誰にも会っていないということになる。
『ボウヤ、まだいたの? 早く帰りなさい』
コ「っ!」
この女、組織の人間か!?
だとしたら危険だ!
組織の女に爆弾が届いてしまえば、ここが一気に危険地帯に化す
一番手っ取り早いのは麻酔銃を撃つこと
だが
わずかな振動で爆弾を発火させてしまったら・・・
ーー俺共々、爆発の餌食になる
なにか方法を・・・・────
ガタンッ ゴトンッ
『おや。ねずみが二匹ケンカしているようね』
え? 二匹?ってことは二人?
つまり、どちらかが……
コ「!」
気づいた瞬間俺は、その音の方にかけ出していった。
コ「赤井さん!そこにいるんでしょう!?」
赤&安「「!?」」
コ「観覧車の中央に爆弾が仕掛けられていたんだ!
赤井さんなら処理できるでしょう!?」
安「!それは本当かい、コナン君!」
コ「安室さん!?」
安「今そっちに行く!」
コ「分かった! だけど一つ問題が──」
──────
NOTside
メガネの少年がいきなり走り出して、どこかへ行ってしまった。
──そっちは出口じゃないのに・・・
まあそんなのどうでもいい。私は・・・今やるべきことに集中しないと。
道具を器用に扱い
消火栓から爆弾を取り出すことに成功。
次はこの爆弾をかいたい────
コ「わあ〜!お姉さんすごーい!」
『!?(戻ってきたのか!?)』
コ「でも
───どうして普通に開けなかったの?
係の人なら普通に開けるよね?
もしかして何かがあるのを知っているとか?」
『・・・・・・
君には関係ない……』
赤「なら……俺たちには関係あるのかな?」
いきなりだな……
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ましろなみ(プロフ) - ルルリアさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当になによりです (1月7日 17時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - あの………すみません。これホントに処女作です?マジですんばらしい作品ですね!謎が多くて読者も楽しみながら読むことができます!何周もさせてもらって今コメントしておりますが、いつ読んでも何回読んでも飽きないですっ! (1月3日 12時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - お話凄く面白くて一気読みさせて頂きました。しかし、←、(((、///を使っている部分が少し読みにくいと感じたので普通に出版されている小説同様に先程記した部分を消すともっと読みやすくなる気がします…。私の個人的理由なので不快でしたら無視してください (2022年4月4日 14時) (レス) @page18 id: 6f2367cc34 (このIDを非表示/違反報告)
麗那(プロフ) - なみさん» こちらの作品で使用させて頂きましたhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/reina100075/ (2021年2月7日 3時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
莉咲(プロフ) - なみさん» わぁぁありがたいですねぇ!!私なんかの小説からでもなみ様の神作品を見つけて下さってありがたいですぅ!! (2021年2月6日 19時) (レス) id: 0f6e4a6db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2020年6月23日 16時