5【純黒の悪夢】 ページ5
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『そんなモノしまって
……今はそんなことしている暇はないの……』
コ、赤、安(見なくとも、何を向けられているのか分かるのか)
だが、男は一向にライフルをしまわない。背中から銃弾の圧がうるさい
──もういいや
気にせず爆弾のふたを開け、爆弾の機種を確認した。
『どこにでもある普通の爆弾、か………』
安「ほお……確かにそうですね。
爆弾の種類を知っているなんて
ーーさぞ、特殊な職業をされているんでしょうね」
たった一言でこんなに言われるとは……
『まあ、あなたたちと
赤、安「「───!」」
コ(まるで、二人の職業を知っている言い方だ)
(((コイツ・・・何者だ・・・)))
『はあ・・・(なんなのよ、この三人の鋭い視線は)
あなた、これ解除できる?』
私は、近くにいた褐色肌の男に話しかけた。
安「……どうしてそうおっしゃるのですか?」
『だって、爆弾の種類を知っているんだもの
ーー解体の仕方も知っているのかと思って・・・』
安「へえ……(たった、一言でね)」
『時間がないわ。早くしてちょうだい』
赤「……これを使え。
爆弾を解体するには必要だろう。
ーー彼女が持ってきたものより使えるはずだ」
あら。
荷物の中身まで見られてたとはね。
──これはもう使わないか。
道具をカバンにつめ、それを肩にかけた。
コ「お姉さん、どこに行くの?」
『ちょっと、見に行きに』
そう言って、この場から去った。
─────────
コナンside
コ「あの人、何者なんだ?」
爆弾の解体をしようとしていたなら、組織の仲間ではない?
ならーーどうして二人の正体を知っているような口振りをした?
安「公安にあんなやつはいない」
赤「FBIもだ」
コ「なら……」
赤「・・・・・・
行ってくる」
そう言って赤井さんは
彼女の足跡を追いかけていった。
────
NOTside
『そろそろか……』
ゆっくりと回る観覧車のてっぺんで
向こうから静かに近づいてくる黒いヘリコプターを見据える。
赤「お仲間かな?」
突然声をかけてきたのはーー
ライフルを肩にかけているニット帽の男。
『今は違うわ』
赤「今は? 変わることがあると?」
『さあ?』
Who are you?
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ましろなみ(プロフ) - ルルリアさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当になによりです (1月7日 17時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - あの………すみません。これホントに処女作です?マジですんばらしい作品ですね!謎が多くて読者も楽しみながら読むことができます!何周もさせてもらって今コメントしておりますが、いつ読んでも何回読んでも飽きないですっ! (1月3日 12時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - お話凄く面白くて一気読みさせて頂きました。しかし、←、(((、///を使っている部分が少し読みにくいと感じたので普通に出版されている小説同様に先程記した部分を消すともっと読みやすくなる気がします…。私の個人的理由なので不快でしたら無視してください (2022年4月4日 14時) (レス) @page18 id: 6f2367cc34 (このIDを非表示/違反報告)
麗那(プロフ) - なみさん» こちらの作品で使用させて頂きましたhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/reina100075/ (2021年2月7日 3時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
莉咲(プロフ) - なみさん» わぁぁありがたいですねぇ!!私なんかの小説からでもなみ様の神作品を見つけて下さってありがたいですぅ!! (2021年2月6日 19時) (レス) id: 0f6e4a6db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2020年6月23日 16時