[ボカロ]四季刻歌〜そばにいたい〜

ia〜約束〜 ページ9

ia「龍馬？どこ行くの？」

龍馬「秘密」

さっきからこんな感じに、私の手を引

いてどこかに向かって歩いている

しかも、どこに行くのかさえ教えてくれない…

ia「りょうっ」

いきなり立ち止まったので、龍馬の背

中に顔をぶつけていしまった。

ia「痛い…」

龍馬は、そんなこと気にもしないでいるようだ

龍馬「ついたよ」

少しムスッとしたまま、前を見ると…

ia「えー…？…うわぁ…！！」

そこは、息を呑むほど夕日が綺麗に見える丘だった

オレンジ色の夕日が、私達を照らしている

龍馬「綺麗でしょ？」

さっきまで不機嫌だったけど、すぐに機嫌が直った

ia「すごい！こんな綺麗なの初めて見
たわ！ありがとう、龍馬」

私は、にっこりと微笑んで龍馬にお礼を言った

龍馬「また、見れたらいいね」

ia「…うん」

返事をいしたけど、本当は…

“またの日はくるのかと思っていた


…人間の寿命はとても短い

私達精霊は、人間の何倍も生きる。

だから…いつか別れがくる

ia「…龍馬、夢とかあるの？」

龍馬「夢？そうだね…ずっとiaの隣にいたいかな」

ia「え？」

龍馬は、またとんでもないことを言い出した

龍馬「それができたら、もうなにもいらないよ」

私も、それを望んでる。けど…

ia「龍馬…」

龍馬「ねぇ、ia…」

ia「？」

龍馬「僕は、約束するよ。」

真剣な瞳で私を見つめながら、龍馬は囁いた

龍馬「僕は、君を、一人にしない」

まっすぐに私を見つめるその瞳は、私の心を読んでいるようだった

ia「龍馬…」

龍馬は、私を抱き寄せて…









chu…






私に長いキスをした後、私を抱き締めた

龍馬「ずっと、ずっと…」

ia「龍馬…ありがとう…」

龍馬〜最期〜→←ia〜巡る想い〜

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す