空を飛ぶ ページ6
6話
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A
「というか、どうやって飛ぶの?」
結衣
「ん、聞く?」
A
「え、うん、聞く」
結衣が言ったことには
私たちは、羽の生えた人間みたいな感じだそう。
さらに能力も使えて
自由自在に飛びまわれるんだって
でも犬奈は、羽は生えてないらしく
その代わりに百合華さんの狐のような、鳥がいるそうだ
説明は終わってみんなで飛んで帰ることにした
A
「わぁ...飛んでる、飛んでるよ!」
明花
「そんな珍しいか?」
翼
「そりゃあ、人間だから、飛べるはず無いよ」
犬奈
「こっちのほうが移動楽なのにな」
会話で賑わっていた
A
「そういやさ、なんでここにはドームみたいなのがあるんだろう」
みんなの視線が私に集まる
この話はやらないほうがよかったかな
結衣
「...な、なんでだろうね。雨風が強いからかな?」
翼
「結衣が言った通りじゃないの・・・?」
焦るように言われた
何か、隠してる
A
「何か隠してる?」
明花
「いっいやぁ...隠してなんか...」
私はそんなに頼りないのかな
このドームがなんであるのか知りたいだけなのに
なんで教えてくれないんだろう
結衣
「もう...言おうよ」
犬奈
「このドームがある理由は、敵から守るため。」
A
「えっ、敵?!」
翼
「うん。俺たちみたいな、羽が生えた奴がドームの外にたくさんいるんだ。善良じゃない、不良な悪魔がね、そのやつらは俺たち、人間や瑠璃(善良な能力持ちの人)を狙って襲うんだ」
A
「だから、ドームがあるんだ」
明花
「そういうこと」
ガリガリ
結衣
「ん?なんか音しなかった?」
翼
「ガリガリって音がしたね」
A
「えっ...あ、ちょっとあれ...」
明花
「あれ?」
私は上のほうを指差した
犬奈
「...悪魔だ、悪魔がドームを破壊しようとしてる」
全員
「えっ?!」
破壊されたら、みんな襲われるんだよね?
そんなの絶対いや
なんで悪魔なんかいるんだろう
絶対に入ってこないでお願い
ウゥゥゥゥぅーーーーーーーーーー
どこかでサイレンがなった
「瑠璃の方は至急、会議室へお越しください」
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作者名:然音 x他3人 | 作成日時:2020年7月10日 21時