ある小説家の妹のあの子はあるデザイナーが気になっている子

第19話 ページ23

Aside

『あ、これ味はいけますね。見た目は少し嫌ですが』
理「そうか、喜んでもらえて嬉しい」

あらあらまぁまぁこの方笑顔が素敵ですねぇ、なんだかのほほんとした感じ、嫌いじゃありませんよ私

左｢お、おい銃兎…これやるから食えよ…｣
銃｢はっ？！おま、ふざけんな…！｣

あそこのお2人はずっと喧嘩してますがね

？｢おーい！理鶯さーん！！｣

あら？誰か来ましたね

左｢あ？…あいつ…｣
銃｢シブヤのやつじゃねぇか｣
理「どうした？帝統」

帝統、という方なのですね。というかすごい名前ですね。今考えれば皆さんすごい名前ですけども

帝｢うぉっ！幻太郎……じゃねぇ！誰だおめぇ！！｣
『あらまぁすごく声が大きいですね〜…今ので鼓膜が敗れてしまいました…あぁ、どうしましょう…何も聞こえないですわ…しくしく…』
帝｢へっ？！ちょ、すまねぇ！大丈夫か？！｣

あら、この方、簡単に引っかかってくれますね

『まぁ嘘ですけど』
帝｢嘘かよっ！！｣
『というか貴方、何処かで見た事あると思いましたが、兄上と話していた野良猫さんですよね？』
帝｢あ？兄上？……てことはお前か？！幻太郎の妹ってのは！｣
『ふふ、そうですよ。夢野幻太郎の妹、夢野Aと申します。よろしくお願いしますね(*^^*)』
帝｢お、おう…俺は有栖川帝統だ。よろしくな！｣

ふふふ、この方凄くいい反応をしてくださいますわ。これはもう、嘘をつきまくるしかありませんね(*^^*)

帝｢しっかしほんとに似てんなぁ…流石兄妹って感じだな〜…｣
『あら、そんなに似ていますか？まぁ、ありがとうございます』

兄上と似ているなんて光栄ですねぇ…兄上はとてもお顔が綺麗なので、似ていると言われたらとても嬉しいですねぇ

理「それで、どうしたんだ？帝統」
帝｢あ、理鶯さん！飯食わせてください！！｣
理「あぁ、良いぞ。丁度今Aに作っていたからな」
帝｢まじすか！やりぃ！！｣

あらあら、大分賑やかになりましたねぇ

帝｢あ、てかお前この前乱数と話してたヤツじゃねぇか｣
『乱数…あぁ、飴村さんですね？お知り合いなのですか？』
帝｢おう！FlingPosseって名前でチーム組んでるからな！｣

いやよく覚えてましたね？…って、

『ふりんぐぽっせ…？？』

なんか…聞いた事があるようなないような…

左｢お前んな事も知らねぇのかよ｣
銃｢まぁ、私達MAD TRIGGER CREWも知らないようでしたからね｣
『まっどり…え、なんて言いました？』
左｢MAD TRIGGER CREWな｣

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