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第12話 ページ15

幻太郎side

帝「お願いします!お金貸してください!!それとついでで泊めてください!!!」
『なんでですか』

乱数と一緒に帰ったはずの帝統が帰ってきました。ほんとになんで帰ってきたんですか??

『貴方乱数の所に泊まるんじゃなかったんですか?』
帝「いやぁ、乱数のこと怒らせてちまってよ〜…追い出されたんだよ〜」
『貴方ほんとに何してるんですか』

全く…この馬鹿は…

『それに、今日は妹が帰ってきてるんで無理と言ったでしょう?』
帝「そうだけどよ〜…」
『ちなみに…怒らせた、と言っていましたが何をしたんですか?』
帝「なんか締め切りのちけぇ服?を踏んじまってよ〜」
『ほんとに馬鹿ですね』

ほんとどうしようもない馬鹿ですね

『とにかく、今日は妹が居るので無理です』
帝「そこをなんとか〜!!」
『なりません』

はぁ…仕方がありませんね…

『1万円貸してあげましょう…これでホテルやらなんやらに泊まりなさい。今月はこれ以上貸しませんからね』
帝「おぉ!ありがとうな!幻太郎!」

そう言って走り去って行きました

『ほんと…神出鬼没ですね…』
A「あら、もう野良猫さんは帰られたのですか?」
『えぇ、野良猫はもう帰りましたよ。』
A「あら残念。野良猫さんと少し話したかったのに」
『話さなくて良いのですよ』
A「そんなことより兄上、いつもあの野良猫さんにお金を貸しているのですか?」

…見ていたんですか

『まぁ、そうですね』
A「大丈夫ですか?ちゃんと返してくれてます?」
『えぇ、たまにですが』

本当にたまに

A「ならいいのですが…」
『それよりA?玄関に来ないで、と伝えたはずですが??』
A「兄上と仲の良い野良猫さんがどの様な方なのかが気になりましてね〜」

ふふっと笑いながらそう言うA。流石小生の妹です。とても可愛らしい(((

A「いつかは紹介してくださいね?兄上?」
『…えぇ、"いつか"紹介しますね』
A「ふふ、その時が来ることを期待しないで待っていた方が良いかもしれませんね。…それより旦那様?私めはお風呂から上がったので、次は旦那様がお入りになってくださいまし〜」
『あぁ、そうさせてもらうよ。我が妻よ』

…乱数や帝統と居る時はとても楽しいですが、やはりAと一緒に居るのも楽しいですね

A「…急に笑ってどうしました?兄上…」
『ふふ、なんでもないですよ』

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七姉 - めっちゃくちゃ面白かったです!これからも応援してます!<本当はもっと感想を書きたいんですが私語彙力ないので文みじかいです!すみません!!> (2021年9月21日 20時) (レス) @page38 id: eb73e0a900 (このIDを非表示/違反報告)
氷帝と青城と箱学と海常と青道に行きたい(プロフ) - こんにちは!!いつも楽しく読ませてもらってます!この作品大好きです!応援してます!!あの、画像は最初のimageってとこ消したら多分載せられますよ コソッ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 6292722b28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウラちゃん | 作成日時:2021年3月10日 21時

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