同業者による攻防 03 ページ3
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〜Side レオ〜
「おはようございまーす。」
事務所に久々に響いた声に誰もが振り返る。
「お久しぶりです、Aさん。」
「あー、久しぶりだねレオ君。どうだい調子は。」
へらり、と笑うAさんの目元からは疲れているようで、あまり元気ではなさそうな事がうかがえた。
「調子はいいっすよ。それよりAさん、ここ数日連絡も取れなくてスティーブンさん心配していましたよ？」
あとクラウスさんも、と付け足すと奥のデスクにいるクラウスさんの雰囲気が安心の色に変わっていた。
「何はともあれ、無時そうで何よりだA君。」
「いやはや、心配かけて申し訳ないです。で、肝心のスティーブンさんはいずこ？」
「今は任務に行っている。今日中には帰ってこれるとは言っていたが.....」
流石に恋人同士である二人はお互いに意識しているようで、お互いに相手がいないと聞くようにはなっていた。
Aさんは苦い表情を浮かべ、Aさんにしては珍しいため息を吐いて頭を掻いた。
「.......最悪にもほどがある。クラウスさん、すみません。スティーブンが帰ってきたら暫く帰れない、と伝えてください。」
「また何処かに行くのかね？」
「.....最近しつこい野郎がいるだけですよ。スティーブンには申し訳ないけど、これは俺自身の問題なんで。それじゃあ伝言の方おねしゃーす。」
ひらひらと手を振って去っていったAさんを呼び止めることはできずに、僕はその背中を見送っていた。
キィ、と肩で心配そうに鳴いたのはソニックで安心させるようにその頭を撫でてやった。
「.....何もなければいいが。」
ポツリと呟かれたクラウスさんの言葉には同意しかできず、そうっすねと短く返事をした。
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酒夜月(プロフ) - 事務所で仕事をしていたらスティーブンに理由を聞かれて、夢主がその理由と経緯を話すとスティーブンが抱きしめながら慰めてくれて夢主が泣いてしまうが礼をいうシーンを続きに書くのはどうでしょう？ (2017年12月22日 6時) (
レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - kankさん» ですよね！こんなにいい作品なのに…… (2017年3月28日 3時) (レス) id: 64f3ec9543 (このIDを非表示/違反報告)
kank - レイさんに同感です続き書いて欲しいですよね (2017年3月27日 19時) (レス) id: 35930d806d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もう、続きは書かないのですか？ (2017年2月4日 23時) (レス) id: 64f3ec9543 (このIDを非表示/違反報告)
椎名魏(プロフ) - カルティさん» カルティさん今晩は！ネタが思いつかなさ過ぎてどうしようですよ...._(:3 」∠)_応援ありがとうございます！ (2016年5月5日 22時) (レス) id: 86535fb0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名魏 | 作成日時：2016年2月29日 19時
