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ページ18

流石に同じ轍は踏むまいと思ったのか、
念入りに覚ました後、
再度そいつは紅茶を含む。









「……あ、これ美味しいです」


「それは不味いって意味か?」


「なんでそうなるんですか」









私だって美味しいものは
美味しいって言いますよ、と
いじけたようにカップの淵をなぞって。




かと思えばいきなりその指を
ぴんと張って俺の鼻先に突き付ける。








「…私が嘘吐きなら
リヴァイさんはひねくれ者ですね」

「おい、なんでそうなる」









さっきまでのガキ臭さが嘘のように
大人びた顔で笑って見せるから、


やっぱりAは分からない。

*少女と雨と。→←◆



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ヨミ! - な、泣いてなんか無いんだからね(泣)涙が滝のように出てきました!何か切ない終わりかたでしたが夢主ちゃん最後いえて良かったです!! (2021年10月21日 12時) (レス) @page47 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 切なすぎて泣いてしまいました…。続編で2人が報われることを願います! (2019年1月9日 13時) (レス) id: 8c80d25162 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - これほど占ツクで泣いたことはありませんでした。素晴らしい作品をありがとうございます。 (2018年10月10日 23時) (レス) id: 3cd5144db5 (このIDを非表示/違反報告)
天寿 - 本当に素晴らしい作品でした。今まで読んだ中で一番感動しました。初めて小説で号泣しました。 (2018年9月23日 10時) (レス) id: fd52af477c (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ( ´ ▽ ` ) - 感動で心臓潰れそう (2018年5月21日 19時) (レス) id: 0fe723a399 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピア | 作成日時:2015年4月22日 21時

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