3話 ページ5
Aside
私は父さんの手からその便箋を取って兄さん…イレイザーヘッドのグッズが飾っている自室に籠る。
家族の前で開けても良かったんだけど、もしもの事を考えると凄く怖かった。…兄さんはもう結果、知ってるのかな。…知ってるか、流石に。
なんて思いながらカッターを取り出して、綺麗に切る。書類類を出していると丸いチップのような物が出てきて不思議に思いながら机に置くと何やら青白い光が出てきて
"私が投影された！！！"
とオールマイトが出てきた。…オールマイト…？
何故雄英の合格発表にオールマイト…？
"やぁ、相澤少女！イレイザーヘッドの妹さん！少し紛らわしいからこれからはA少女と勝手に呼ばせてもらうよ！"
なんて呼ばれればどきり、と胸が鳴る。1番好きなのは兄さんでもNO.1ヒーローに名前を呼ばれるのは嬉しかった。
"筆記も申し分ない、実技は自覚していると思うが、かなり高得点だ。成績としても上位の方を走っているよ。…先日の入試、見ていたのは敵ポイントのみにあらず！人助け。ヒーローとは命を賭けて綺麗事を実践するお仕事だ。レスキューポイント、しかも審査制。我々雄英が見ていたもうひとつの基礎能力。相澤A敵ポイント45ポイント、レスキューポイント…65ポイント！！…合計110ポイント。君は…実技試験首席で合格さ！"
…無茶苦茶だ…レスキューポイントだなんて、何も考えていなかった。…ただ、助けたくて助けただけだったのに。
"来いよ、A少女、ここが君のヒーローアカデミアだ。…そういえば君はココの推薦を蹴ったんだってね。それでも一般入試を受けてここに立ってる。…そしたらこちらの計算が少しとち狂ってね、今年は異例のヒーロー科41名、…くぅ！やってくれるじゃねぇか！…さてと…君と直接話せることを楽しみに待っているよ！"
そう言うとオールマイトが投影されていた画面は止まった。家族に最初に言おうと思った、それなのに何故か私はスマホに手を伸ばして、イレイザーヘッド、兄さんに電話していた。
何コール目かで出てくれた兄さん。
周りはざわついていて大人たちの声がする。
「…すまん今学校なんだ、手短」
手短に頼む、という兄さんの言葉を遮って
『受かった…』
「？」
『受かったよ!!雄英!!』
「…あァ、その事か。なんだ、俺は知ってるのになんでそんな報告なんか…」
『…おめでとうって言って』
「…おめでとう…荷物まとめとけよ」
それは兄さんからの今日迎えに行くぞの合図だった。
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ノト(プロフ) - 舞さん» 長らくお待たせいたしました。応援のコメントありがとうございます。これからもちょこちょこ程度にはなりますが更新して行きます。 (10月30日 10時) (
レス) @page23 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます^_^ (10月22日 19時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してます^_^ (2023年1月16日 15時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - アニメ好き╰(*´︶`*)╯さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！これからもゆるりと頑張っていきます！ (2022年12月31日 1時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き╰(*´︶`*)╯ - 相澤先生推しなので最高でしたぁ(^-^)更新頑張れ👍応援してるで (2022年12月27日 21時) (レス) @page20 id: 28b6081af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月18日 2時
