守護霊様が導いたこの出会い！！！【ジョジョ3部】 (ページ6)

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ⅩⅨ章～「霧のまち」1 ページ6

ｼﾞｮ「しかし承太郎。よく日本の学生服がパキスタンで仕立ててもらえたのォ………」

承「毛100％よ」

ジョセフさんが言った様に、承太郎は途中で寄った店で制服を仕立ててもらいすっかりいつもの
格好に戻っている

アタシの服は無理と言われたので、ＳＰＷ財団にお願いした

因みに制服が届くまでは、以前ポルナレフに選らんで貰った服と新たに選んで貰った服をきる

霧が濃くなってきた為少し先に見える町で宿をとることになった

ポルナレフは、いいトイレがついてるホテルがいいそうです

辿り着いた町は酷く霧が立ち込めていて、とても静かだ

あ「…さむい」

花「大丈夫かい？」

あ「…う、ん」

気温的なさむさじゃあなくて…うまく言えないけど、なんだかこの町は…

ｼﾞｮ「いいかみんな！」

イスラムの挨拶でレストランの男の人にするみたいだ

ｼﾞｮ「アッサラーム。アレイクム！」

バン！

途端に男の人は「OPEN」としてあった札を「CLOSED」とした

その間、男の人の顔はﾋﾟｸﾘとも動かない

ジョセフさんが何度訊こうとも、男の人は全く反応せず

終いには「知らないね」と言って店の中に入っていってしまった

ｼﾞｮ「な…なんじゃあ？あのおやじは！」

目をごしごしと擦った後にジョセフさんが言った

アタシは柱に寄り掛かる様にして座っている男の人が何か気になって、ずっと見ていた

ポ「あんたの発音が悪いからきっとよく聞き取れねーのさ。
　あそこに座ってる男にきいてみよう」

そう言ってポルナレフはアタシが見ていた男の人に近付いて行った

アタシもその後を追って、ポルナレフの腕に自分の両腕を回してぐっと密着する

一瞬だけ驚いたポルナレフは特に何も言わなかった

ポ「おっさん！すまねーがホテルを探してるんだがよ」

じっと男の人を見るアタシはあることに気付いた

あ「っ！？ポル…っ」

ギュッと腕の力が強くなる

ポ「ん？どうした、A……！？」

男の人の異変にポルナレフが気づき、肩をグイッと押すと男の人の体が傾き

その拍子に口の中から“ナニカ”が出てくる

それはアタシの足から上へと這い上がってきた

あ「っト、トカゲ！？」

ナチュラが出てきて、2匹のトカゲをバッと掴んだ

ポ「なにィ～～！！」

男の人は完全に地面に倒れていた

ポ「死んでいる！！恐怖の顔のまま死んでいるッ！」

この男の人が死んでいることもそうだが

こんな異常な様子に誰一人関心を持たず何も起きていない様にしている人々に恐怖を抱いた