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A
「何だかスッキリした顔してる。」
リヴァイ
「あ?何の話だ。」
A
「いや、さっき部屋に来た時に…、というかここに来てから何か背負ってる顔してたけど今はそれが全部抜けたって顔。」
リヴァイ
「お前の言ってることがいまいち分からねえな。」
A
「へへ、ごめん。」
遠くで騒ぐイザベルとファーランを見つめるリヴァイの顔は。
最初こそ俺が守る一心で常に2人の行動を見ていたけど、
今はその2人を心配せずにただ信じる、そんなことを思ってるよう。
人は誰かを守ろうとした時に強くなる。
いつか父は幼い私にそう言っていた。
A
「もう壁外調査が迫ってるけど緊張する?」
リヴァイ
「さあな。」
A
「私はいつでも緊張するよ。隣にいる人が決して明日にはいるとは限らない、それが調査兵団。壁が100年守られた?だからって明日も守ってくれる保証は無い。」
リヴァイ
「まあ平和ボケしてる駐屯兵団の奴らより調査兵団は余っ程度胸が…いや変人の巣窟か。」
A
「まあね(笑)私は見たい景色がある、それが夢。その為なら巨人にだって立ち向かう。」
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作者名:しゃむねこ | 作成日時:2023年11月18日 19時