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A
「なんであの場で、ていうか今もっ!お姫様抱っこなんか…!」


リヴァイ
「黙って従え、足を挫いた奴は歩かせねえ。」


A
「それなら…って、そうだけど、もっとさぁ?!」






顔が赤らんでるのがどうしても分かる。
目を背けたくてもこの状況では背けられない。



初めての経験に戸惑ってしまう。
彼は無表情、慌ててるのは私だけ。






A
「…私だけが恥ずかしいんじゃなくて、なんかほら、もっと慌てたりしないの?」






彼は深く考えるような素振りも見せず、
冷静なまなざしで前を見つめたまま。






リヴァイ
「感情の表現は個人の自由だろうが。」


A
「そうだけど、まあいいや、何だか慌ててるのが馬鹿に思えてきた。」
 
 
 
 
 
 
 

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作者名:しゃむねこ | 作成日時:2023年11月18日 19時

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