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色とりどりの噂が風となって、
人々の口から漏れるこの状況は正直不快。
きっと彼を型にはめるのは間違ってる。
誰も彼を自由に動かせようとしないのなら私が言わなきゃ。
A
「分隊長、彼に1度やらせてください。」
分隊長
「あのなぁ、こんな持ち方を想定して作られて無いことくらいお前も知っているだろう。」
A
「しかし、やらないことには何も分かりません。」
正直こんな小娘が分隊長に意見するなど怒られてしまう。
げんこつを食らっても仕方ないの身構えた…けど
勝手にしろ、そう呟いた分隊長はこの場を後にした。
A
「ここはまだ本番じゃない。貴方のやりたいようにやって調節して分隊長も周りも見返そうよ。」
彼は何も言わず次の訓練へ行く。
チームワークは壁外にとって無くてはならない。
何だか言われ放題なのが悔しい。
まずは彼の能力を見せて強さを示さないと。
エルヴィンの言葉を借りれば、力は時には大切だからね。
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作者名：しゃむねこ | 作成日時：2023年11月18日 19時
