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この状態でエルヴィンは再度彼に質問を投げた。
エルヴィン
「君の名前は何という？」
「…答えないのならば、君の仲間の二人の命を盾に取る手段を行う。」
リヴァイ
「リヴァイだ。」
初めて聞いた声は不機嫌で重々しい。
未だに緊張感は解けない、背筋が伸びたままだ。
エルヴィン
「私と取引をしないか？」
「調査兵団に入って力を貸せば、これまでの罪を問わない。断れば憲兵団に引き渡す。」
必然的にYESを選ばざるを得ない選択。
故に彼らに拒否権は無い、頷くことしか出来ない。
彼の言葉をここにいる全員が待った。
リヴァイ
「いいだろう、調査兵団に入ってやる。」
エルヴィン
「いい返事が聞けて嬉しいよ、リヴァイ。」
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作者名：しゃむねこ | 作成日時：2023年11月18日 19時
