お誘い3 &月見 ページ46
−十番隊隊舎 執務室−
月『月見か』
那『うん、来れそう?仕事大変そうだけど』
月『せや、見てみぃこの量。笑えるやろ』
永兜は私の目の前で報告書の束をパラパラとして見せつけてくる。
那『手伝うよ、』
月『そらぁ悪いわ、ええ』
那『駄目だよ、永兜にも月見来て欲しいし終わるまで手伝う。時間までまだ少しあるしね!』
月『ほっんま、お人好しやな』
...
那『終わったぁぁあ』
月『すごいわぁ、ほとんど那樹が片付けたな』
那『こういう仕事は得意になっちゃった』
月『なんでや?』
那『十三番隊のどっかの誰かさんのせいでね?』
月『んな怖い顔すんなや、海燕やろ』
那『さてね...。』
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−五番隊隊舎 執務室−
那『真子いるー?』
平『おるでー』
那『いて良かった、あのさ、今日月見しようと思うんだけど、来れない?』
平『月見かいな、もちろんエエで。』
那『仕事溜まってないよね?』
平『んなわけあるかい!今日はちゃーんと終わらせたわ。惣右介が喝をバシバシ入れてくるからのォ』
那『流石藍染副隊長...。』
平『時間ももうすぐやな、一緒に行こか』
那『あ、ほんとだ!行こう』
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−十三番隊隊舎 裏庭−
那『ふぅっ、皆準備出来たからこっち来てー!』
平『なんやえらい高そうな盃やな...。こんなん使ってええん??』
那『うん、兄様に貰ってきたものだけど、好きなように使っていいって言ってたから』
矢『肝心な酒はどこや?』
那『あー、それならもうすぐ来るかな?』
矢『もうすぐ...?』
リサが頭に疑問を浮かべていると、十三番隊隊舎の表から裏庭に入るための細道から、大きな箱を担いだ永兜と拳西が来た。
矢『あー、そういやぁうちんとこにはキョーレツな酒好きがおったな。』
那『お酒ならこっちで用意してたんだけど、永兜が「最高の酒持っていくから、酒は用意せんでええで」って言うから任せたの。永兜はお家が酒屋さんだからお酒にも詳しいだろうし』
六『俺をこんな雑用に使いやがって、分かってんだろうな?』
月『酒運ぶくらいでそない言うことないやろ...。』
那『永兜・拳西、お酒ありがとう!これで始められるよ』
猿『なんや、よーやく始まるんか!!』
鳳『そうだね』
愛『みてーだな、おい、白起きろ』
久『.......始まるのぉ...?』
平『今日は全部忘れて飲むでぇ!』
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shuu(プロフ) - みー さん、コメントありがどうございます。私の脳内お花畑のゆるゆる設定世界ですがよろしければ、楽しんでいってください(^^)続きも頑張って書きます。 (2019年9月10日 0時) (レス) id: 572c023e18 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2019年9月8日 22時) (レス) id: 03f9995bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shuu | 作成日時:2019年9月8日 17時