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呪いの子 ページ4

−お前が今日から___だ。−







男1『ケッ、またこいつ治ってやがらぁ』

男2『まじかよ』

ああ、またこいつらだ
なんで私に構うの?

男1『右腕を斬っても平気ってこたァ、どこ斬っても死にはしねぇんだよなァァ!?』

男2『最高じゃねーの、死なねぇなんてよぉ?』

−グサッ−


亡『...。っっっ!?
はぁ、はぁ、はぁっ。うぅうぐぅっ...。』

どれくらい経ったのだろう。わからない。
だが、あいつらに絡まれていた時は陽が出ていたが、今は月が出ているのは確かだ。
尋常ではないほどの痛みが全身に伝わり、身動きが取れない。体を見れば、腹部に深い傷が出来ており、右足が無い。周りを見渡せば血の海が出来ている。あんまり痛がっているように見えない?それは顔にあまり出ないだけだ。本当は死ぬほど痛くてたまらない。


?『まったく、またかい?亡?』

亡『...っ!恵衣おばさん?』

恵『右腕の次は右足を狙ったのか、、。
亡もその力に頼りすぎだ!体を大切にしな!』

亡『...っっっ!!?うぐぅぅあうぅ...。』

恵『そんなんじゃ、動けるわけないだろう
少し此処で処置をしてから、家に行こう。』

亡『うん。ごめんなさいっ。』


恵衣おばさんは、かなり前から地消にいるらしい。恵衣おばさんは地消の怪我をしたヤツら皆を平等に治してくれる優しい人だ。
私はいつもお世話になっている。食べ物を貰ったり、文字とかを教えてもらったり、地消では母のような存在でとても尊敬している。

恵衣おばさんに聞いたが、私は強力な霊力を持っているらしい、そのせいで腹が減る。でも恵衣おばさんも腹が減る。ということは恵衣おばさんも霊力を持っているのだろうか?霊力とあれが関係するのかは、今の私の脳じゃ分からないが、恵衣おばさんは治療する際に不思議な光で傷を癒している。


恵『これでよし。あとは安静にすることだ。』

亡『はーい。』

恵『ところで亡、刀はどこにやったんだい?』


そう言われて見れば、確かに無い。いつも腰に下げているのに消えている。あの刀は気づいた時から持っていた大切な物なのに。多分だか、あいつらが持って行ったんだろう。あいつらは物珍しいものは戦って剥ぎ取っていく。

恵『奪われたかねぇ。
はいよ、新しい手袋だ。つけ直しな。』

亡『うん。これが無いと大変だからね!』

恵『...。』

恵衣おばさんは急に暗い顔をしだし、はぁーっと深いため息をつくと、『すぐ帰るからと言って』家を出ていった。

黒躑躅→←設定~過去編:十番隊~



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shuu(プロフ) - みー さん、コメントありがどうございます。私の脳内お花畑のゆるゆる設定世界ですがよろしければ、楽しんでいってください(^^)続きも頑張って書きます。 (2019年9月10日 0時) (レス) id: 572c023e18 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2019年9月8日 22時) (レス) id: 03f9995bb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shuu | 作成日時:2019年9月8日 17時

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