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動揺 ページ15

那『っえ?』

魅『那樹の実力ならなれると思うんだ。君は物覚えも物凄く良いし、試験も問題ないと思うんだ』

那『で、ですが。いきなりすぎます』

魅『わかってる。けど勿体ないと思うよ。力があるのに死神にならないなんてさ。』


魅羽音兄さん、微かに体が震えてる?
なんだかそれに、体がなにかに押しつぶされるような感じ。


那『魅羽音兄さん...?っ!!』




いきなり体が真正面に倒れた。いきなりの出来事すぎて何が起きたか正直わからない。起き上がろうとするけど、なにかに押されて立ち上がれない。



魅『あぁあっぐっううぅ.....!』

那『にぃさ、ん...』

魅『あぁああああっっ!!!!』

−訊き入れよ 唄詠姫−
−心唱 其ノ壱 句屈−

那『詩、遊?』

詩『はい、那樹様。遅くなりすみません』


詩遊の刀が変わってる。すごく小さな刀だ。
あれは短刀かな。よく見れば、一本だけではなく、腰の辺にも沢山の短刀がさげられている。
そして、詩遊が始解と思われることをし、謎の言葉を唱えた後、詩遊は魅羽音兄さんに刀を胸の部分に突き付けた。

魅『っ』

−バタンッ!−

那『魅羽音兄さん!!』

詩『落ち着いてください、気を失っただけです』

那『な、なんなの、あの感じは』

詩『魅羽音様の霊圧かと』

那『霊圧...。』



昔、恵依おばさんに聞いたようなワードだ。
霊力のことも聞いたが、実は霊圧についても聞いたことがある。


那『すごく強かった。』

詩『魅羽音様は大きな霊力の持ち主です。霊圧も凄いんですよ。ですが、あんなに気が動転しているなんて、何をお話に?』

那『なんか、死神にならないかと言われて、その後、力があるのに勿体ないというようなことを言われました。』

詩『なるほど、把握しました。』

那『一体どういう...。』

詩『まずは、魅羽音様を日菜達のところへ運びましょう。その後にお話しますよ。』

那『分かった。とりあえずは魅羽音兄さんを運ぼうか...。』

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shuu(プロフ) - みー さん、コメントありがどうございます。私の脳内お花畑のゆるゆる設定世界ですがよろしければ、楽しんでいってください(^^)続きも頑張って書きます。 (2019年9月10日 0時) (レス) id: 572c023e18 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2019年9月8日 22時) (レス) id: 03f9995bb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shuu | 作成日時:2019年9月8日 17時

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