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月見開始 ページ12

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日菜・日芽『お待たせ致しましたー!』

日菜と日芽がカチャカチャと食器の音を沢山鳴らせて、夕食などを運んでくる。その後ろからはあの時見た、護衛人の二人も見えた。


愛『魅羽音様、また月見に呼んで頂きありがとうございます。この愛々、この日をとても楽しみにしておりました!』

詩『魅羽音様っ、私も呼んで頂きありがとうございます。今宵は良い日になりそうです』

魅『二人共、そんなに畏まらないでよ。それよりも、那樹にちゃんと挨拶をしたらどうだい?』

愛『っ、はい。那樹様、私は魅羽音様の護衛人をしております、愛々と申します。地消での無礼はどうかお許しください。』

那『無礼だなんてそんな...。』

詩『私の方もお許しを。』

那『え、えと』

魅『まぁまぁ、そんなに堅苦しい挨拶じゃあ那樹も緊張しちゃうよ。二人共』

愛・詩『はい』

魅『食事も来たことだし、今回は月見兼那樹の歓迎会だよ、楽しもうよ』

愛『そうですね、さぁっ!食べましょう』

詩『愛々、はしゃぎすぎるなよ?』

愛『詩遊こそ、酒が入ればすぐに落ちるくせに』

詩『ふんっ、言っていろ』

魅『これは楽しくなりそうだ。良かった』

那『魅羽音兄さん、これがお団子ですか?』

那樹は串に刺さった白い丸を指さす。
よく見れば、丸の上には何かがのっている

魅『そうだよ、これがお団子。この上にのっているのは、特製の桜ペーストのあんこだよ』

那『ぺーすと?あんこ?』

愛『甘いものですよ、甘いもの』

詩『食べれば分かるかと』

那『うん、いただきますっ』

−パクッ−

那『!?』

ついつい、目がキラキラしてしまった。
今どんな顔してるんだろう、ってくらい
顔がとろけているような気がする

魅『美味しかったようだね、良かった』

日芽『お口にあって良かったです!』

愛『これ美味しいんだよねー。私もいただきますーーー』

詩『ふむ、美味い』

魅『お酒飲むかい、月倉製だよ』

詩『美味しいやつじゃないですか。飲みましょう』


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−数時間後−

愛『だぁーっ!食べたあぁぁぁー』

詩『ヒック。魅羽音様ぁあ、、、』

那『愛々も詩遊も.....』

魅『愛々、詩遊もう部屋へ戻るといいよ。君達のおかげで賑やかになったよ。はは』

魅羽音兄さんがそう言えば、二人は素直にふらふらしながら自室へと戻って行った。

護衛人の疑問→←月見の準備



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shuu(プロフ) - みー さん、コメントありがどうございます。私の脳内お花畑のゆるゆる設定世界ですがよろしければ、楽しんでいってください(^^)続きも頑張って書きます。 (2019年9月10日 0時) (レス) id: 572c023e18 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2019年9月8日 22時) (レス) id: 03f9995bb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shuu | 作成日時:2019年9月8日 17時

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