【黒バス】〜完全片思い〜 高尾和成〜

様ぁ見ろ。 ページ8

4日後の昼休み。






図書館から帰ってきた木村。






あれ、行った癖に本借りてない。






と思っているうちに、






木村が私のところまで来て、話し掛けてきた。






「未歩、さっき図書館で高尾に会ったんだけど、






無視されちゃった・・・」






・・・・・・・・・・・・






は?たったそれだけのこと?






もはや既に答えるのも面倒臭かったけど、






マジだりぃ(←)と思いつつ、






「いや、それ全然普通だから。






毎度毎度話しかけてもらえる方が可笑しいから。」






と、心で思ったことを






オブラートに包んで言ってみた。






よかった、媚びる系の性格じゃなくって。






木村「そ、そうかなぁぁぁ。。。」






こいつは結構媚びるけど。






貴「そうそう。






当ったり前でしょ?」






木村「でもさ、今まで話し掛けてきて、今日だけ無視するって、






やっぱり嫌われちゃったのかな・・・」






・・・あぁ、そうだったらいいね。






私も、そうであることを望むよ。






なんて僻みながらも、木村が無視されたことで






余裕の出来た私は、






貴「もう、リナ、本当にネガティブなんだから・・・






ほらよしよし、頑張れ。」






なんて、木村の頭を撫でた。






・・・本当最近、表面だけになってきたな・・・

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