ランチタイム3 ページ7
貴「凄いじゃん、下の名前で呼んでもらえたんだ!
しかも、可愛いって。
いいなあ、私も緑間君にそんなこと言われてみたい!」
木村にとって緑間君が好きな私は自暴自棄になって、
そう叫んでいた。
木村「しーっ、ちょっと声が大きいよ。!」
・・・そうだった、これからもこの子には、
私が高尾君を好きなことを
勘づかれちゃいけないんだ。
「ごめんごめん。」
私はまた、愛想笑いを浮かべる。
木村「ん?あ、そう言や、私下の名前で呼ばれたのか・・・
可愛いってからかわれたことしか頭になくて、
聞き逃しちゃった・・・」
貴「・・・はぁ? 勿体なっ!!」
訳がわからない。
何でそんなことするの?
木村「あ、あっははははは、、、
そうだよね、馬鹿すぎるよね、私・・・」
ほんっと。
あんたが自己嫌悪になるだけならまだいいけど、
こっちまでムカついてくる。
でも、ポジティブを装った私は、
「ま、それはしょうがないとして、
2回偶然会って2回とも話し掛けられるなんて、
あんた大したもんだよ、リナ
ひょっとして、あっちもリナのこと好きなんじゃないの?」
なんて、これっぽっちも思ってないことを言ってしまう。
・・・まあ、最後の一文は、半分本気たったけど。
こんなんじゃ私、失恋路線だ・・・
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李乃 - 名前って固定ですか? (2017年1月2日 22時) (レス) id: 0aef9399b4 (このIDを非表示/違反報告)
みしゅらき(プロフ) - ありがとー! (2014年8月19日 18時) (レス) id: 7876f52a2d (このIDを非表示/違反報告)
レライエ(プロフ) - みしゅ!更新頑張って!応援してるよ〜! (2014年8月18日 10時) (レス) id: c8f982bc91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みしゅらき | 作成日時:2014年8月8日 17時