【黒バス】恋をして【宮地清志】

【nine】 ページ10

「待って下さい！」


「私っ！私、宮地先輩のことっ………！」


「好きです！好きなんです、宮地先輩っ！」

っ…。

言って、しまった。
顔が熱い。

もう、絶対、引かれた…！最悪だぁあぁぁ…。

宮「お前なぁ…。」

大好きな人の声に、体がビクン、と跳ねる。

断られる。そう思った瞬間だった。

宮「高尾のことは、いいんだな？」

「はいっ…。」

ぽん、と頭に手を置かれ、見つめられる。

宮「俺も好きだよ、A。」

ニコリとほほ笑む先輩の笑顔はとても素敵で。

次の瞬間には、


私と先輩は唇を重ねていた。


「んっ…////」

後頭部を抑えられて、自分では離れられないようにされる。

ぬる、と舌が入ってくる。

「ふっ…/////」

息が苦しくなってくる。
ぎゅ、と宮地先輩の手を握ると、先輩は唇を離してくれた。

そのまま、宮地先輩にもたれ掛かる。


「大好きです、先輩っ！」

宮「俺も。」

先輩、かっこよすぎでしょ…。
これ以上好きにさせてどうするつもりですか……？


宮「ほら、教室行くぞ。」

手をつないで、引っ張って行ってくれる。
すごく、嬉しかった。

「っ…！はい！」

宮地先輩となら、何でもできちゃいそうな気がする。


今日も明日も、
笑っていよう。

宮地先輩の隣で！



【Fin.】

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