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【eight】【Senior side】 ページ9

三時間目、俺のクラスは体育だった。
100m走とハードルとリレーをするらしい。

大坪「宮地ー、並べー」

宮「おー、わりーな」


とにかく、さくっと終わらせるか…。

大「よーい、」

パンッ!

ピストルがなるのと同時に、走り出す。


木村「おつかれー」

大「一位じゃないか、よかったな」

宮「まーなんとか一位なだけだっつの」

Aが大丈夫か気になって集中できねぇ…。

先生「解散!」

お、昼飯だー
腹減って力でねーよ
そんなつぶやきが耳にはいってくる。

屋上で食うか…。

そんなたわいもないことを考えながら、教室に向かって走る。
イチゴオレとツナサンドを持って、屋上のペントハウスに上る。
最近はここが定位置で、何より人に邪魔されない。最高だった。

?「っーー!反則っすよ、それ。」

ふいに聞こえた、言葉。


高尾…と、A。
胸がズキン、と痛む。別に、高尾とAが付き合っていても、関 係 ね ぇ の に 。

高「あー、もう無理だわ、」

という、高尾の声で我に返った。


嗚呼、なんで屋上で食べようと思ったんだ、俺。


最低最悪じゃねぇか。
ああ、もう!



宮「なんで涙止まんねぇんだよっ…!」

見たくない、聞きたくないって体が勝手に制御する。


高「……。俺、」

言うな。言うんじゃねぇよっ!!

高「センパイのこと、好きです。」

嗚呼、糸を切られたマリオネットみたいに、ごろんとペントハウスに寝転がる。
なにかが、終わった。

高尾が屋上を出ていって、少し後。俺はAに声をかけた。


宮「おい」

急にかけられた声にAは驚きながらも、俺だって言うことを判断したみたいで。

「っ…。宮地、先輩。どうしたんですか?」

って、言った。
いいや。言ってやろうじゃないか。

宮「お前さっき、高尾に告白されてたな。」

すっ、っとAの顔から血の気が引く。

宮「で?オッケーすんの?」

どうせ、オッケーするんだろうな。
ハイスペック和成だもんな、高尾は、さ。

宮「ま、おめっとさん。じゃな、」

俺は屋上にいるのが嫌になって、出ていこうとした。

が。

「待って下さい!」

Aに呼び止められた。

「私っ!私、宮地先輩のことっ………!」


「好きです!好きなんです、宮地先輩っ!」

はぁ?

もうわけわかんねぇよ、

AはAでうつむいてやがるし…。

ばーか。今度轢いてやるっ!

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氷咲@氷珀(プロフ) - 霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨さん» おーけい、お互い頑張ろうか()新作にかまけている余裕はないね! (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3c9c9aec97 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨(プロフ) - 氷咲@氷珀さん» うふふ頑張って(*'ω'*)わっちも頑張るぜ… (2015年9月20日 23時) (レス) id: 212878b2bc (このIDを非表示/違反報告)
氷咲@氷珀(プロフ) - 霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨さん» それ私やで…。大丈夫、私もそんなんよww設定はいっぱい思いつく()きゃあ!ありがと!アイスさんも頑張るわ… (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3c9c9aec97 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨(プロフ) - 黒バス難民て前独り言で見かけた希ガス…。今私変な方向走っていってるからどんな作品できるか分からんw設定ホムペにはいろいろ書いてあるけど今一番書けそうなのはオリジナル…ンンン矛盾ひどいィィ!!!原澤さんの小説読んでる。原澤監督いいよね(*'ω'*) (2015年9月20日 23時) (レス) id: 212878b2bc (このIDを非表示/違反報告)
氷咲@氷珀(プロフ) - 霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨さん» 黒バス難民なんや、マンボウさんの作品ずっと待ってたんや思い出した好き大好き() (2015年9月20日 21時) (レス) id: 6868ae5f2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霧崎 沙流 x他1人 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/kirisaki73/  
作成日時:2013年6月2日 20時

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