【two】【Senior side】 ページ3
?「ふぁあ…。」
あー、ねっみぃ。
多分、今頃マネージャーのAがせっせと準備してるんだろうな、とかそんな事を考えながら、
秀徳高校まで、歩く。
は?名前?
宮地。宮地清志。覚えとけ、轢くぞ。
それからちょっと歩いて、秀徳高校に着いた。
カツン、カツンと小さな石ころを蹴っ飛ばしながら、体育館に向かう。
宮「あ、」
石ころが溝にはまって、取れなくなった。
そのとき、ふいに体育館のほうから、ダムダムとドリブルの音が聞こえた。
……。おかしい。
いつもこの時間にはマネージャーのAと俺くらいしかいない。
宮「大坪とかが来てんのか…?」
いや、それはない。じゃあ、誰がドリブルをついているんだ…?
マネージャーが俺らの真似事でもしてんのか、と適当に自分を納得させた。
そのとき、気付けばよかったんだ。なんだか、嫌な予感がしたことに。
宮「おはよーございまーっす」
え……?
なんでAが
青 峰 み た い な 超 速 ド リ ブ ル し て ん だ よ 、 え ?
その時のAの顔は、凍り付いたみたいに驚いた顔のままで止まっていた。
宮「は?お前…。バスケ、出来ないんじゃっ……!」
Aの顔が、怯えたような顔になる。なんでそんなに怯えてるんだよ…っ!
「ごめんなさい、ごめんなさいっ、嘘なんかついてごめんなさいっ!」
急にAが謝りだした。
俺はその時どうすればいいかわからなくて、ただそこに立っていた。
「ぁ、やだっ…!痛い、痛いよぉ!ごめ、なさい、ごめんなさいっ」
縮こまって、Aが泣きながら、ごめんなさいを言い続ける。
俺は心配になって、Aの肩を掴んで、こう言った。
宮「っ…!おい、Aっ!しっかりしろ!!」
だけどAは、俺が宮地だってわかっていないような感じで、
「ひっ…!」
と、小さな悲鳴をあげて、俺の手を払いのけた。
俺は心底、驚いた顔をしていたと思う。
そのままAは気を失って、俺の方に倒れこんできた。
「くそっ……!」
俺はAを抱っこ―俗に言うお姫様抱っこだが―して、保健室までダッシュした。
マジでどうしたんだよ……!
Aがこんなことするはずないって、わかってる。
だからこそ、ちゃんとコイツのことは知っておきたいんだ。
とりあえず保健室に着いたので、Aをベッドに寝かせる。
宮「起きたとき気持ち良いようにタオルでものせてやるか…。」
タオルを氷水で冷やして、Aのでこにのせて、保健室から出ようとした
その時。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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氷咲@氷珀(プロフ) - 霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨さん» おーけい、お互い頑張ろうか()新作にかまけている余裕はないね! (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3c9c9aec97 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨(プロフ) - 氷咲@氷珀さん» うふふ頑張って(*'ω'*)わっちも頑張るぜ… (2015年9月20日 23時) (レス) id: 212878b2bc (このIDを非表示/違反報告)
氷咲@氷珀(プロフ) - 霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨さん» それ私やで…。大丈夫、私もそんなんよww設定はいっぱい思いつく()きゃあ!ありがと!アイスさんも頑張るわ… (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3c9c9aec97 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨(プロフ) - 黒バス難民て前独り言で見かけた希ガス…。今私変な方向走っていってるからどんな作品できるか分からんw設定ホムペにはいろいろ書いてあるけど今一番書けそうなのはオリジナル…ンンン矛盾ひどいィィ!!!原澤さんの小説読んでる。原澤監督いいよね(*'ω'*) (2015年9月20日 23時) (レス) id: 212878b2bc (このIDを非表示/違反報告)
氷咲@氷珀(プロフ) - 霧崎沙流@霧崎好きな古橋厨さん» 黒バス難民なんや、マンボウさんの作品ずっと待ってたんや思い出した好き大好き() (2015年9月20日 21時) (レス) id: 6868ae5f2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧崎 沙流 x他1人 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/kirisaki73/
作成日時:2013年6月2日 20時