ヨコハマギャングスタアパラダヰス─8 ページ33
Aside
芥川「無駄だ!僕の異能は悪食の異能!こんなもの、食らってやるわ!」
───あ、マジ?ま、いいや。時間稼ぎにでもなってくれれば
『あ、そうですか!!』
黒いのが炎を打ち破ってくると同時に跳躍
芥川の背後に回る
地面を蹴って、一瞬で芥川の懐に入り込む
軽くだが斬りつけることができた
樋口「あ、芥川先輩!!」
『うっるさいな……黙ってっていったでしょ?』
と、云いながら軽く殺気を放つ
すると、彼女は目を見開いて座り込んでいた
その後も攻防が続いた。
撃たれた腕に力が入らなくなってきて脇腹を裂かれた
そしてそのまま、吹っ飛ばれた
───あー、これは暫く立てないな…疲れたし。敦の異能に一応ブーストかけとくか…
『“ブースト”……頼むよ〜、敦…』
敦side
Aちゃんが芥川に吹っ飛ばされてしまった
回りを見渡せば、ナオミさんや谷崎さんもいる
だから、Aちゃんも生きている筈だ
敦「……ッ!うわあああああ!!!!」
芥川「玉砕か、つまらぬ」
僕はAちゃんがやっていたように、芥川の懐に入り込みそのまま滑って落ちている銃を拾って撃つ
しかし……
敦「そ、そんな……何故……」
銃弾は芥川に当たることはなく地面に落ちた
金属音が路地に虚しく響く
芥川「今の動きは中々良かった、しかし、所詮は愚者の蛮勇といったところだろう。
僕の黒獣は悪食あらゆるものを食らう。
たとえ、それが空間そのものであっても。銃弾が飛来し、着弾するまでの空間を一部食らい削った。
槍も炎も空間が途切れれば僕まで届かぬ道理。……まぁ、あの小娘はそれを逆手にとって時間稼ぎに使っていたようだがな」
そんな……そんなの攻撃のしようがないじゃないか!!
……でも、Aちゃんはあいつに攻撃をいれている。絶対にできないわけではないんだ!!
突如、力がみなぎってきた
まるで、彼女に背中を押されているような気がした
Aちゃんの分まで僕は……!!
敦「やってやる……!!!」
ヨコハマギャングスタアパラダヰス─9→←ヨコハマギャングスタアパラダヰス─7
159人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
素敵帽子くん - 続編へ! 話すなら#2でェ!! (2020年7月7日 8時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子くん - 無継さん» ありがとうございます! いま、急展開です。 (2020年7月7日 8時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
無継(プロフ) - 素敵帽子くんさん» はい。設定が細かくてここまで設定を細かくできて凄いなぁ。って思いながら読んでました (2020年7月5日 19時) (レス) id: fbd5b2b374 (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子くん - 無継さん» いや、読んでくださいました?? (2020年7月5日 19時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子くん - 無継さん» 私の 俺は君に惚れた。 読みました? (2020年7月5日 19時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無継 | 作成日時:2020年4月28日 19時