番外編 僕司ver ページ21
「A」
「!赤司さん」
「ふむ、やはり君は俺と僕を見分けるんだね」
今日は赤司さんだった。
「それで、なにかようだったのか?」
「あ、あの……」
袋の中から黄色のリボンの方を取り出す。
それを、赤司さんに差し出した。
「!……これは」
「あの、バレンタインチョコ、です」
「……ああ、有難う」
赤司さんは、珍しく優しく微笑んだ。
心臓がぎゅーっとなる感覚。
ドキドキしている。
「……A」
赤司さんが私の名前を呼ぶと、ぎゅっと抱きしめてくる。
「っ!……赤司さっ」
「……いつも俺ばかりズルイからね。これくらいしてもバチは当たらないだろう」
人格は違っても、赤司さんと征十郎さんは同じ。
腕の中にいると、安心する。
赤司さんの心臓の音を聞くと、とても落ち着く。
「……有難う、A」
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ゆう(プロフ) - はじめまして、一から読ませていただきました。とても素敵な作品で、作者さまの書き方もとてもわかりやすく、読みやすかったです。素敵な作品に出会えてよかったです。これからも応援しています、頑張ってください! (2018年7月21日 11時) (レス) id: 30736ae0e5 (このIDを非表示/違反報告)
QOO - とても面白かったです!!俺司くんも僕司くんもどちらもとてもかっこいい征君なので征君愛しています!!これからも頑張ってください!!(征君も 夙夜さんも) (2018年3月13日 17時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
夙夜(プロフ) - さっちさん» 有難うございます!はい、頑張ります!! (2016年4月28日 19時) (レス) id: 2f4f5ed99f (このIDを非表示/違反報告)
さっち(プロフ) - 完結おめでとうございます!!いつもいつも更新楽しみにしてました!この小説のそれからも是非読んでみたいです。新作のほうも頑張ってください! (2016年4月28日 18時) (レス) id: c41fd3725f (このIDを非表示/違反報告)
夙夜(プロフ) - 赤司絢さん» ご愛読有難うございます!はい、慣れないところもあると思いますが、精一杯頑張ります!ツナ君カッコいいですよね!応援しさに応えられるように頑張ります! (2016年4月20日 20時) (レス) id: 2f4f5ed99f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夙夜 | 作成日時:2015年12月21日 22時