第5幕*また(後編) ページ7
side⇒朔間零
扉が閉まった後、パタパタと嬢ちゃんの足音が聞こえた。
……が、それは少しの間のことで、最終的には消えてしまった。
零「…嬢ちゃん、行っちゃったぞい。日々樹くん。」
我輩がそっと日々樹くんに言うと……
渉「……はぁぁぁぁぁぁぁぁ、
また、Aに酷いことを言ってしまいました……」
膝から崩れ落ちた。
…いつも通り、反省会が始まった。
渉「うぅ〜…私は何でまたあんなことを言って…
私の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿…大馬鹿者です……」
零「いやぁ、こればっかりは我輩たちも何も言えないぞい……」
奏汰「わたるがきょうもかやちゃんに『ひどいこと』いったんです。
『じごうじとく』ですよ？」
零「深海くん、お主はもう少しオブラートに包んであげるんじゃ。」
長い髪を地べたにつけ、本当に落ち込んでいる日々樹くん。
……お察しの通りじゃが、日々樹くんはAの嬢ちゃんの事が好きなのである。
然し、嬢ちゃんを前にすると素直になれず、当たりが強くなってしまうという。
零「つんでれのつんを拗らせまくっておるのぉ…」
渉「あぁ、このままだと、いつAに嫌われてもおかしくありません！
いや、もう既に嫌われて…あああ！何という悲劇でしょうか！！」
零「おちつくんじゃひびきくんとりあえず
わがはいのかたをゆらすんじゃないぞい」
奏汰「れいがぼくみたいなしゃべりかたしてます〜、『おそろい』ですね〜…♪」
あ、危うく生死の境を彷徨うところじゃった…
まったく、年寄りはもっと優しく扱ってほしいのじゃ…
渉「私は、どうすればいいのでしょうか…」
零「そうじゃのう……
まずは、Aの嬢ちゃんに日頃の感謝を伝えるのはどうじゃ？」
渉「……どうやって？」
零「そこからなのかえ？」
奏汰「めをみて『ありがとう』っていえば、きっとおもいはつたわりますよ？」
渉「目を見て、ありがとう…分かりました！
この日々樹渉、五奇人の名において行ってまいりましょう！！」
そう言って日々樹くんは立ち上がり、ドアの前に立った。
渉「…放課後でもいいですかね？」
零・奏汰「「ヘタレか/へたれですね」」
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通りすがりの刀剣乱舞&イナイレ好き(プロフ) - 最新は１年以上前のようですが、もう最新する予定はございませんか…？もし可能でしたら続きが見たいです…！ご検討いただけますと幸いです…。よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2019年5月27日 1時) (
レス) id: 0ab5beeba7 (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き！ - すごく好きですこの話！ 続き楽しみにしてます 更新頑張ってください！ (2017年10月23日 21時) (レス) id: 51b90ece6b (このIDを非表示/違反報告)
樫(プロフ) - とってもおもしろいです！！更新がんばってください！！ (2017年10月23日 13時) (レス) id: bd6202e1c7 (このIDを非表示/違反報告)
トパーズ - fineの中でも一番大好きな渉…このツンデレを見た瞬間、私は我を忘れました…………… (2017年10月10日 6時) (レス) id: 1b6c5aff30 (このIDを非表示/違反報告)
plum(プロフ) - ひびわたのツンデレ……行ける(´ρ`)展開がとても楽しみでござんすねぇ…… (2017年10月10日 0時) (レス) id: 78b8758350 (このIDを非表示/違反報告)
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