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帰り道。
空「やっぱり優勝逃したかー」
や「当然っちゃー当然だね！」
な「でも楽しかったわ！」
唯「うん！」
あ／『だね！』
皆が口々に感想を言う。
空海のおじいさん家に着くと、家の前でおじいさんがたって待っていた。
え、また怒られる？！
そう思ったけど、顔が穏やかだったからそういうわけではなさそう。
爺「結果は残念だったそうじゃな」
空「まあな…ってなんでそのことを？」
たしかに。
雪像コンテストのことは言ってなかったはずなのに…
見に来てたのかな？
爺「まあ、自分たちの力でやり遂げたことは良い事じゃ。今日はわしが昼ごはんを作っておいたぞ！じいちゃん特製精進料理フルコースじゃ」
や「ええー？精進料理ー？」
あ「しかもフルコース…」
爺「ばかもん！贅沢言うんじゃない！」
あむとややがわがままを言うと、おじいさんがまた怒った。
まあ、作ってもらっただけありがたいじゃない。
唯「でもお腹すいたよね！」
な「どんなご飯かしら」
『楽しみだね！』
空「よし、はやく帰って食おーぜ！」
そう言って空海は走って行った。
それに続いて皆も空海を追いかける。
あむだけはちょっと止まってたから
『どうしたのー？あむー』
あ「んーん、なんでもない！」
や「2人ともはやくしないと食べちゃうぞー！」
ややがそう言って私たちに向かって大きく手を振っていた。
『あ、待ってよー！行こ、あむ！』
私はあむの手をとって走って皆ところへ行った。
あ「うん！」
楽しかったな。
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作者名：柚 | 作成日時：2020年2月24日 19時
