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隣で、回しすぎ回しすぎ、という声が聞こえて横目で見ると
あむがすごい茶を回転させていた。
逆にどうやったらそのスピードで回せんの…
な母「日奈森さん」
あ「はいっ、？」
な母「そちらは？」
突然なでしこ母はあむに話しかけた。
そして隣の袋に注目した。
あ「あー！これはー…！」
な母「まさか、洗剤…？！」
お…？
な母「助かるわあ〜！」
なでしこ母はそれからばあやさんと喜びながら一度どこかへ持って行った。
『やるじゃんあむ。なでしこのお母さんは洗剤プレゼントすると好感度アップだよ！』
あ「へ？そうなの？」
な「ふふ…2人とも、踊りの稽古見ていく？」
待ってました。
私が遊びに来たのはこれが目的でもあるからね。
しかもなでしこ、毎日稽古してるっていうし私たちがいるから今日はやらないなんてなると、私たち責任が重いしね。
なでしこならサボったりすることは絶対ないんだろうけど。
私たちはなでしこの稽古の場所へと向かった。
なでしこはすぐに着替えをすませて
稽古が始まった。
〜♪
音楽が流れ始めると、なでしこは踊り出す。
やっぱり綺麗。
中身がほんとに男の子？！って感じだよね。
あむもとても感動していた。
私はあむにコソッと言った。
『なでしこ綺麗だね』
あ「うん…！」
すると、なでしこからお誘いが。
な「あむちゃんもやってみる？」
な母「それはいいわね…！ばあや、お着物を用意してちょうだい」
ば「実はそうおっしゃられるのではないかと、ほら、このように」
なんと、ばあやさんはすでに着物を準備しており隣に置いていた。
な母「さすがばあやだわ！」
あ「え、その…！」
『あむ、こんなチャンスないよ！やってみなよ』
それから藤咲家の押しに負け、あむは着替えに行った。
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作者名：柚 | 作成日時：2020年2月24日 19時
