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メンバーに対してそんな訳のわからない感情を抱く自分のことが嫌で嫌で、
その気持ちが大事なメンバーに向いてしまった事実がどうしようもなく堪らなくて
俺はある日、相葉くんを誘って飲みに出かけた
「も〜、翔ちゃん飲み過ぎ。明日オフじゃ無いんでしょ？」
「ぐらす、俺のだもん。返してよまさきぃ〜」
「ああ、もう。こんなに酔っちゃって・・・。どうしたの、珍しいよ？」
完全なるやけ酒だった
長いこと溜まっていた、松本への不満とか、はっきりしない自分の気持ちとか
そういったものが、この時に全部、爆発したんだと思う
ほんと、情けねえ話
松本が離れていったのは、俺が拒絶したからだっていうのに・・・
「まさき、俺、苦しい・・・」
「え？具合悪いの、吐く？」
「ちがう・・・まつもとの側にいるの、苦しい」
「翔ちゃん・・・」
「俺が、逃げたのに・・・。あいつの眼、見れなくて逃げだしたのに・・・。さとしくんが、あいつの側にいるの、やなの。いつだって、俺が、いちばんだったのに。俺のこと、いちばんのファンだって、言ってたのに・・・」
相葉くんは、同じことを繰り返す俺の話を、最後まで黙って聞いてくれた
優しく頭を撫でてくれながら、俺がぼろぼろ吐き出す言葉を、ひとつひとつ丁寧に、拾ってくれたんだ
「そっか。翔ちゃんは、松潤のこと大好きなんだね。だから、リーダーに懐いてる松潤見て、嫉妬しちゃったんだね」
「・・・ねえまさき。俺、気持ち悪い？メンバーなのに、まつもとのこと、そんな風に見てるってしったら・・・俺のこときらいに、なる？」
「まさか！俺はね、いいなって思うよ。ジュニアの頃から、松潤と翔ちゃんは仲良しだったもんね。・・・それに、松潤はいい男だから、好きになるのもしょうがないよ」
相葉くんの、真っ直ぐな嘘偽りの無い言葉が、臆病な俺の背中を押してくれた
「まつもとと、ちゃんと話せるかな・・・？」
「大丈夫だよ。・・・だって松潤も、翔ちゃんのこと大好きだもん」
完全に酒に呑まれてしまった俺は、最後の相葉くんの言葉を聞くこと無く深い眠りについてしまった
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しゅり(プロフ) - みーこさん» コメントありがとうございます！ 台風の被害が各地で取り上げられてますが、大丈夫だったでしょうか？私の作品でゆったりした時間を提供出来たなら嬉しい限りです。こちらこそありがとうございます(*^^*) (2016年9月1日 0時) (
レス) id: b35118ee50 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 穏やかな気分になりたい、台風去った後の夏の夜にぴったりのお話でした。有難うございました。 (2016年8月31日 19時) (レス) id: 5ae3e13203 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - 碧李さん» わーい嬉しい！ありがとでした(*^^*) 忙しそうなのに読んでもらえて幸せです♪ なかなか作品書く暇も無くて、久々の顔出しでした(>_<) 碧李ちゃんも大変そうだし、お互い息抜きがてらお喋りしようね〜！ (2016年8月31日 0時) (レス) id: b35118ee50 (このIDを非表示/違反報告)
碧李(プロフ) - 最近お話出来てなくて悲しい（ ; ; ）しゅりちゃんも忙しくなるみたいなので、お互いに時間があったらお話しましょう！！ (2016年8月30日 0時) (レス) id: d8d6835fa4 (このIDを非表示/違反報告)
碧李(プロフ) - コメント&お星様の1番ゲット( ^ ^ )/■ 昔の2人の関係性から現在へ…星座を絡ませたお話、ほっこりさせられました。くっそ〜しゅりちゃんめ！(笑) (2016年8月30日 0時) (レス) id: d8d6835fa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅり
| 作成日時：2016年8月21日 20時
