男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、 翔太と、ずっとこれから一緒にいます。

エピローグ ページ36

貴｢こらー！藍！涙！走り回っちゃダメでしょー！｣

｢｢は〜い。｣｣

私が妊娠してから約4年…。

私たちの子供、藍と涙はやんちゃで走り回る元気なこと、ちょっと内気で泣き虫な男の子になっていた。

妊娠したこは男の子の双子だった。
名前は…。
うたプリの美風藍ちゃんと、ツキウタの水無月涙くんから、でも、もちろん意味もちゃんとある。それは、内緒だけどね？

藍｢あ！友梨奈おねーちゃん！お腹どうなのー？｣

友梨奈｢元気に動いているよ？触る？｣

藍｢うん！｣

そう、次は友梨奈さんが妊娠した。

女の子だそうだ。
そして…。

佳美｢賢章も、もうちょっとよって！｣

賢章｢はいはい…。｣

なにやら写真をとっている模様…。

涙｢佳美おねーさん！いっくんは？｣

佳美｢郁？郁なら…あ！いたいた！郁ー！涙ちゃん呼んでるよ〜！｣

郁｢はーい！｣

佳美は、私たちが子供を産むとすぐに結婚式を上げ、私とと同じく妊娠した。

茉莉花は…。

茉莉花｢紘〜！ちょっと洗濯物干すの手伝って？｣

下野｢はーい！｣

あのふたりは、また式は上げてないんだよね〜…。もう上げるらしいけど…。どんなふうになるのか楽しみだな〜…。

私たちはまだ、シェアハウスにいる、友梨奈さんが部屋をいろいろ作ってくれた…。そこまでしなくても、充分いい広さなんだけど…。

それでも…

貴｢幸せ、だなぁ…｣

翔太｢うん。…次も、頑張ろうね…｣

貴｢うん！｣

そして、私はまたお腹の中に新しい命を宿した。

今度は、可愛い可愛い女の子、と聞いている。

私たちはこれからも、未来へ命をつないでいく…。

いままで、いろんなことがあったけど、

今はとても…幸せだ！

そして…私たちの物語は膜を閉じる…。でも、1つ、謎が残る…。

貴｢あのヴァンパイアの絵…。｣

いろいろ調べると、いろんなこと情報を得ることが出来た…。

とても悲しい…。そして、とても感動する、愛の話が…。

…この話は…およそ600年ほど前に遡る…。

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