93.恐怖…。 ページ19
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…んっ？
あれ、今あたしどこにいるんだろう。
目を擦って重たい瞼を開けた。
視界に広がるのは真っ暗な世界。
あれっ？あれあれ？
ここ、どこ…？
あのあとどうしたんだっけ。
まだ働ききれてない頭で必死に思い返す。
みんなでバーベキューをしたあとに、それぞれのコテージに戻って…
あ、その後部屋で翔くんと2人で飲んだんだっけ。
…それで、すごく気持ち良くなって、、
お風呂に入って…
…あれっ、記憶がそこで途切れてる。
暗闇に目が慣れてきて、周りがだんだんと見えるようになって来たからあたりを見渡したら隣のベットで誰かが寝てるのが分かる。
…翔くんだ。
なんで隣にいないのよ、って文句を垂らす。
てかあたし、お風呂の中で寝ちゃってた？！
うわああああ。
あたし完璧酔っ払いじゃん。
最悪…。
完全に冷めた頭を抱えた。
…そのとき、
コテージの外で変な音が聞こえた。
体がそれに反応する。
さらに、コテージの中からも変な音が…。
…なんの音…？
思い込み過ぎなのか、声も聞こえて来る。
怖くて動かない体をどうにか動かして、翔くんが寝てるベットに滑り込ませて抱き着く。
翔「…んっ？
、、A…？」
寝ぼけた翔くんが目を覚ます。
「翔くん、変な音聞こえる…
怖い…。」
翔「…はっ、、？」
「…おばけだよ絶対！」
翔「…んなわけねーだろ…」
寝ぼけた翔くんはそんなの知らねーって感じでまた寝ようとしてる。
バカ！寝るな！こっちは本当に怖いんだっつーの！！！
「寝ないでよ！！」
翔「…るっせーな、、」
そう言って起き上がって手探りで電気をつけた。
一気に部屋の中が明るくなった。
翔「これで怖くねーだろ。」
「…うん、」
翔「はあ、お前のせいで目覚めちまったよ。」
「…ごめん、」
翔「それにあそこで普通寝るか？」
「…それもごめん、」
翔「まあ目冷めたついでに襲っちゃおー。」
「…はっ？！」
そう言ってあたしを押し倒す。
言ってることやってることは狼なのに、寝癖がついてるからなんとも情けなく見える。
翔「いただきまーす」
酔ってるのか、寝ぼけてるのか。
あたしの身体中を甘噛みして、そのまま翔くんは真夜中にあたしを激しいくらいに抱いた。
怖いことなんて忘れるくらいに。
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翔愛 - ２日で 全部読んでしまいました笑 …ということは 恋人ごっこを頼んだ翔ちゃんは 主人公ちゃんだとわかったから 頼んだんですか…?? それとも偶然……?? 気になります……!!笑 番外編今から読みます…！ (2015年6月16日 21時) (
レス) id: 7b3b4bd63f (このIDを非表示/違反報告)
桃娘(プロフ) - ちえっちさん» はじめまして〜♪キュンキュンしてもらえて嬉しいです(´ｰ`* ))))占ツク読んだ後の現実辛いですよねー…頑張りましょ（ ｉ _ ｉ ）ww (2015年4月7日 17時) (レス) id: 33bc81f10c (このIDを非表示/違反報告)
ちえっち(プロフ) - 桃娘さんはじめまして〜!すごくｷｭﾝｷｭﾝしました♪翔くん大好きな私はこのお話しが大好きです。現実に戻ればイビキをかく旦那…甘いセリフに癒されてます。 (2015年4月5日 5時) (レス) id: 9160512918 (このIDを非表示/違反報告)
桃娘(プロフ) - ともさん» はじめまして♪ありがとうございました！機会があればまた甘々に書かせてもらいますね(〃ﾉωﾉ) (2015年3月15日 9時) (レス) id: 33bc81f10c (このIDを非表示/違反報告)
桃娘(プロフ) - 櫻宮大好きさん» 最後まで読んでいただき、ありがとうございました！そう言ってもらえると書いた甲斐がありました。本当にありがとうございました！ (2015年3月15日 9時) (レス) id: 33bc81f10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃娘
| 作成日時：2015年2月22日 19時
