今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:125,190 hit
小｜中｜大
83 ページ1
・
Aが姿を消してから半年が過ぎた。
翔ちゃんは
医学部を受験する事をやめた。
次から次へとオンナノコを取っかえひっかえして、すっかり遊び人になった。
俺らは誰もがAの事は一切口に出さなかった。
まるで最初からいなかった人みたいに。
翔ちゃんは自分がバカな事やってんのもわかっているんだと思う。
だから俺らを避けてる。
翔ちゃんも、翔ちゃんと俺らの関係も、Aがいなくなってからは全く変わってしまった。
違和感しかなかったこの半年を過して、俺と翔ちゃんは高校を卒業するんだ。
翔ちゃんはそのまま内部進学して、
俺は芸大に行く。
今までみたいに会えなくなるし。
って事で、卒業式の夜に松潤がみんなを集めた。
翔ちゃんは不貞腐れた顔でやって来た。
付き合いが長い俺には、これが照れ隠しのひとつだってわかるけど。
可愛くないな、翔ちゃん。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1016人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハルヒ
| 作成日時：2018年2月17日 19時
