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大野さんのマンションは都会のド真ん中にあるのに、周りが緑に囲まれた静かな環境にあった。
ロック解除してエントランスロビーを抜けた彼が待ってるから、慌てて中に滑り込む。
エレベーターに乗り込んで、彼が部屋階のボタンを押したら、ニコっと笑って
「逃げられたのに、逃げなかったね。」
そう言った。
本当だよ。
私、どうして今ここにいるんだろう？
自分で自分がしてる事の意味が理解できていない。
エレベーターが部屋階に着いて
廊下には部屋の扉は2つ。
エレベーターに近い方の扉を彼が開けた。
「入って。」
手を引かれて入ったそこは、庶民には夢のような、広い広いリビング。
と、今まで見たことがないくらい大きなキャンバス。
まだ何も書かれていない、真白のキャンバスが、いっそう知らない世界に連れてこられた！って感覚を呼んだ。
部屋の真ん中に、すごく大きなソファーがあった。
そこに彼は座って
「ここにきて！」
って。隣をポンポンって叩いた。
バックを置いて、その大きなソファーに座ると、低反発ですごく座り心地がよくて。
「ね、楽でしょ。このソファー。」
って、言いながら寝転んで、
あっという間に膝枕に持ち込まれた。
「あー、やっぱいいわー。」
って。
あっという間に寝息立てた。
アイドルのお仕事がどれくらいハードなのか、よくわからないけど。
これだけすぐに眠るのが得意になるくらいなんだから、眠る時間もなく忙しいってのが本当なんだろうな。
その寝顔見てたら、なんだか母星本能くすぐられちゃって。
しばらくこのまま寝かせてあげようとか思っちゃって。
この人、へんな意味なく本当に膝枕だけを求めていたのかな？って。
ま、何でもいいわ。
深く考えるには、あまりに異世界の人だから、無駄よねって結論。
その内に私もまた眠ってしまった。
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ハルヒ(プロフ) - ともさん» ともさん、コメントありがとうー！イメージを損ねませんでしたでしょうか？(笑)普段無口なオトコのひと言でこんなの来たら殺人級ですよね！(//∇//)\ 言われたいなー(笑) (2019年5月21日 19時) (
レス) id: 8aa51f6bc7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 智くんの｢何があっても離さねぇから｣に(/////△/////)ｷｭｰﾝ (2019年5月21日 11時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2016年11月25日 23時
