４ ページ4
S side
潤「リーダーごめん、ちょっと俺の背中にしょおくん乗せてくれる？」
…えぇっ！なになにちょっと待って！？
今なんか松潤がすごい事言ったのはわかったんだけど、あまりの激痛に理解が追いつかなくて
智「わかったぁ！翔くぅーん、ちょっと動かすよー？」
翔「…！？」
俺の両脇に智くんの手が入ったかと思えば、抵抗する間もなくひょいっと抱え上げられ、一瞬にして松潤の逞しい背中にぺたり。
しっかりと両手両足を前で固定され、なんだか子供の頃を思い出す懐かしい体勢に。
潤「サンキュ！」
そのまますくっと立ち上がった彼に全体重を預ける。
…って、俺ガチで松潤におんぶされてんの！？
やっべ！なにこれ……どうしよう…超恥ずかしいぃ;…///
…なんて、実際は照れてる余裕もないくらい、とにかく痛みをこらえるのに必死で。
情けない事に、こうしている間にも次から次へと勝手に涙がこぼれてしまうんだ。
智「大丈夫だよー翔くん、おいらも荷物持って一緒に行くから。早くお医者さんに診てもらおうねぇ^^」
翔「…んっ…;」
そして智くんにティッシュで顔を拭かれる始末。
まるで子供と一緒じゃん…;
潤「じゃあ行ってくる！相葉くんニノの事頼むね？」
雅「大丈夫、まかせて！先生も一緒だし。様子みてあとで連絡するね！」
振付の先生も残ってくれるんだ…なんか申し訳ないな…;
雅「翔ちゃんお大事にね！いってらっしゃいっ！！」
翔「んっ…」
相葉くんが全力で手を振ってくれているのに、俺は声も出せずうなずくだけで精一杯。
ただただ情けない。
和「しょ…ちゃ…っ;」
あぁっ、ニノ…
雅「心配ないよーニノ、お医者さんが翔ちゃんの痛いの治してくれるからねー？」
ありがとね相葉くん。
ニノの事、よろしく頼むよ。
こうして俺は松潤に背負われたまま、３人分の荷物を持った智くんと共に部屋をあとにした。
―――
潤「マネージャーが裏口に車横付けしてるって」
智「うんっ」
潤「翔くん、もうちょっと我慢ね？」
静かな廊下に３人。
誰もいなくてホッとしたのは言うまでもない。
さすがにこの状態で人に会うのは恥ずかしい事この上ないからね。
頼む！出来ることならどうかこのまま…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 527人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅう(プロフ) - 悠さん» 悠さん、ありがとうございます！！コメントすごく励みになります(*^^*)頑張ります♪ (2018年4月21日 21時) (携帯から) (
レス) id: 09bab4301f (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 移行おめでとうございます(￣∇￣ﾉﾉ"ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!! これからも投稿を楽しむに待ってます(^_^) (2018年4月21日 20時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゅう | 作成日時：2018年4月21日 16時
