転生しちゃった ページ5
「やっと捕まえたぞ···」
開けた視界に真っ先に見えた問題の人物は地の底から這ってくるような声で溢した。
『あはは···つかまっちった』
わざときゃぴりとした声を作り、大袈裟に茶化してみたが逆効果だったようで、砂による締め付けが強くなった。
『ちょ、我愛羅くん！？君の砂による愛ある抱擁は嬉しいんだけどさ！！ちょっと強いんじゃないかなぁ！！』
「何故俺を置いていった···」
『おっと！？話通じてない！？』
私の必死な問いかけも空しく、全く明後日の方向の言葉が帰ってくる。
しかし、頭を抱える時間を与えまいとするかの如く砂の締め付けがどんどん強くなっていく。
『それは···』
「もういい···お前はこの俺が
殺す」
私が我愛羅に嘘をついて里を出たことに関して口を開いた時、殺す、と物凄い凄みで言われたため即座に口を閉ざす。
鈍器で頭を殴られたような感覚を覚え、一瞬フリーズしてしまう。
しかし、その間にふっと自身に影が掛かった。
何と我愛羅の砂が大きな手になり私に覆い被さりそうになっていたのだ。
(何かショックだなぁ···)
あの我愛羅に、私の後を雛鳥のごとくついて回っていた我愛羅に殺すと言われて未だ残る鈍器で殴られたような頭で考える。
この鈍器で殴られたような感覚はショックを受けた感覚なんだな、と一人悟っていると
「っ···！誰だ」
『へ？』
我愛羅の作り出していた砂の手に石が投げられた。
砂の手を石は貫通し、その際に出来た穴から砂の手は崩れてしまった。
「よその里で何してんだテメー達」
そう声がしたかと思うと我愛羅の砂ができた一瞬の隙に崩れたため私は重力に従いそのまま地面にべしゃりと落ちてしまうのかと思っていたがそうでもないらしい。
『サスケ···？』
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のの - とっても面白くて一気に読んでしまいました！！更新めちゃくちゃ応援してます！！(大変だと思うので返信不要です) (3月23日 18時) (
レス) @page23 id: f85bf6b7a2 (このIDを非表示/違反報告)
どんてん(プロフ) - ツバキさん» ありがとうございます！！！私の妄想がタイプだと言って貰えてほんとに嬉しいです！！大変お待たせ致しました！！これからも宜しくお願いします！！！ (2月24日 23時) (レス) id: 593af5fe4a (このIDを非表示/違反報告)
どんてん(プロフ) - 星さん» ありがとうございます！！！大変、お待たせ致しました···！これから少しずつでも進めていこうとおもってます！ほんとにありがとうございます！！！ (2月24日 23時) (レス) id: 593af5fe4a (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！ほんとすごくタイプで一気見しちゃいました！！こうゆうのを待ち望んでた！！！連載頑張ってください！！応援してます！！ (2月9日 9時) (レス) @page21 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです！続きがとても気になります！更新楽しみにしています！ (12月23日 16時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どんてん | 作成日時：2023年9月16日 22時
