転生しちゃった ページ21
「またお前か···！」
『またって何さ、またって···』
敵意剥き出しで言葉を放つネジに少したじろぎながらも言い返す。
そんなにあからさまに嫌な顔しなくたって良いじゃない。
私も人のこと言えないけど。
お互い、火花を散らしての再開をしていると、サスケがムッとした表情で口を開く。
「お前ら···知り合いか？」
『いや、知り合いというか···』
「断じて違う
青木A、貴様はこの試験で俺の踏み台となるだけの人間だ
覚悟しておけ」
『はぁ！？』
ちょっと色々あって気まずいんだよね、と続けようとした時、まさかの煽りに咄嗟に返してしまう。
何だ今の。
要は私などは見知る程の価値も無いと、ただ蹴散らされるだけのモブだって言ってる訳ね。
プッツン来たよこれ。
私はキッとネジを睨み返した。
『あんたは私を折ること何て出来ないからね、つまり勝てないってことだよ』
「弱いやつ程夢を見て吠える」
『違う！たかがこの世界で収まることくらいでそーやってウジウジウジウジ悩んでるちっぽけなあんたと、この世界よりも大きなことに抗ってる私じゃまず器量が違うんだよ！！
あんたはそもそも私と同じ土俵に立ててすらいないからね！！
そこんとこよく頭に叩き込んでおきな！！』
ビシッと指を指して一気に言葉を放つ。
先程まで鼻で笑っていたネジだが、私の言葉がまた癪に触ったのか顔を強ばらせてテンテンとリーさんに行くぞ、と声を掛けて踵を返した。
テンテンは去り際に何か、ごめんねと謝ってくれたのだが、いかんせん、腹立たしさは収まらない。
キュッと唇の端を噛み締めてネジの背中を見ていた。
「ネジ、先に行ってて下さい
僕はまだやることが残ってますので
···目付きの悪い、そこの君！」
「あぁ？」
このままリーさんも行ってしまうのかと思っていると、何とリーさんだけ留まり、サスケに向かって声を掛けたのだ。
そして、反応するサスケ。
(いや、目付き悪いって自覚あったんかい···)
と、心の中で突っ込んでいると
「うちはサスケくん···
僕の実力を試すために、勝負をしてください！」
そう声が響いたのだった。
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のの - とっても面白くて一気に読んでしまいました！！更新めちゃくちゃ応援してます！！(大変だと思うので返信不要です) (3月23日 18時) (
レス) @page23 id: f85bf6b7a2 (このIDを非表示/違反報告)
どんてん(プロフ) - ツバキさん» ありがとうございます！！！私の妄想がタイプだと言って貰えてほんとに嬉しいです！！大変お待たせ致しました！！これからも宜しくお願いします！！！ (2月24日 23時) (レス) id: 593af5fe4a (このIDを非表示/違反報告)
どんてん(プロフ) - 星さん» ありがとうございます！！！大変、お待たせ致しました···！これから少しずつでも進めていこうとおもってます！ほんとにありがとうございます！！！ (2月24日 23時) (レス) id: 593af5fe4a (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！ほんとすごくタイプで一気見しちゃいました！！こうゆうのを待ち望んでた！！！連載頑張ってください！！応援してます！！ (2月9日 9時) (レス) @page21 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです！続きがとても気になります！更新楽しみにしています！ (12月23日 16時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どんてん | 作成日時：2023年9月16日 22時
