スネイプ先生の子供 _____賢者の石_____ (ページ27)

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敵か味方かページ27

セブに包帯を巻き付け終わって談話室に向かう

勿論、ハリーに本を返すためにね

談話室に行くとハリーとロンとハーマイオニーが話し合っていた

邪魔すると悪いからハリーの部屋に置いておこう

そう思い、ハリー達の横をすり抜けようとしたら、急に呼び止められた

ハリ「レイ！」

「ん？どうしたの？」

ハリーは険しい顔をしていた

僕は何かしてはいけないことでもしただろうか？

心当たりがないなぁ

ハリ「レイ、君は一体どちらの味方なの？」

ハー「ハリー？何を言っているの？」

ロン「レイは勿論味方だよ！」

ハリ「君は職員室にいた、しかもスネイプの足に包帯を巻いていた、そしてあの犬の話をしていた」

ロンもハーマイオニーも意味が分かったらしい

ロン「え、レイ？」

ハー「レイは、私たちの味方よね？」

三人とも僕を見る

「......そうとも言えるし、そうとも言えない」

ハー「どういうこと？」

「セブはそんな過ちをする人じゃない、けど君達の推理が間違っているわけでもない

結局僕はどちらも違うとは言わない」

ハリ「意味が分からないよ」

「僕はセブが大好きだ、でも、君達のことも大好きだ。僕の推理が合っているなら

他に犯人はいる」

ロン「その犯人は？」

「......まだ君達には言えないかなぁ？僕も確信はない、いや、信じたくないだけだろうけど

僕はそれで君達を危険に晒したくない」

ハリ「危険？」

「あぁ、これは凄く危険なことだ、アルバス・ダンブルドアでもだ」

ハリ「ダンブルドア先生でも！？」

「うん」

僕はハッキリと言う

場が静かになる、三人ともなにかを考えているらしい

「はい！この話は終わり！ハリー！明日はクディッチの試合だよ？早く寝なくちゃ！」

ハリーは少し不安げな表情を見せる

「大丈夫、君達は僕が守る」

決して失わせない