Story 21 ページ23
それから陽彩兄の戸籍だの住む所だの、色々な段取りを決める。
それが決まったあと、4人はそれぞれ警察庁だったり警視庁だったりに帰った。
彼らと入れ違いに帰って来たのは新一の親である有希子さんと優作さんだ。
「有希子さん、優作さん。お帰りなさい」
あたしが声をかけると、有希子さんがガバッとあたしに抱きついて来た。
「たっだいまーAちゃん!新ちゃんと2人きりにしちゃってごめんね?」
「いえ、特に問題はなかったので……。小説、書き上がったんですか?」
あたしが訊くと、優作さんはフッとカッコよく笑った。
「聞いて驚けA……。1ページも進んでない」←
「ダメじゃないですか」
あたしは大きくため息をついた。
「……書斎に籠りたいんですか?」
「知ってるかいA」
「は?」
「作家たる者、心の赴くままに書くんだよ」
「……はぁ……」
あたしはまたため息を1つついた。
と、2人があたしをリビングに引きずっていく。
「実はね……戻って来たのには理由があるのよ」
「何ですか?」
「新ちゃん今どこにいるの?」
「え……多分、部活中かと……」
「呼び出してちょうだい」
「は、はぁ……」
有希子さんのただならぬ雰囲気にあたしは取り敢えず新一に電話をかけた。
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おーにし(プロフ) - 零大好き(*´ー`*)さん» ありがとうございます!降谷さんをカッコよく書けるよう精進してまいります(^^) (2018年4月21日 19時) (レス) id: 1c4bcc000c (このIDを非表示/違反報告)
零大好き(*´ー`*) - めっちゃ面白いです。降谷零が好きなのでいいですね! (2018年4月20日 21時) (レス) id: 99bad809e9 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おーにしさん» いえいえ、こちらこそすいません。m(_ _)m (2017年10月5日 8時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
おーにし(プロフ) - 零音さん» そうなんですよ。ご心配おかけしてすいませんでした (2017年10月5日 6時) (レス) id: 0c53be3934 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - おーにしさん» はい、そうです。結構似ていたので、偶然似てしまっていたんですね。 (2017年10月5日 1時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おーにし x他1人 | 作成日時:2017年5月14日 0時