3話 ページ3
殺すことに皆は戸惑って居るようだったが報酬の内容に皆はやる気を出した
まぁ、そりゃこの生物殺すだけで「100億」も出るなら楽なのか…
そんなことを考えていると丁度いい感じに日に当たってきて眠気が襲う
貴女(…寝よう)
机に突っ伏した私は授業をBGMに眠りに着いた
「じゃあこの問題を…って狛枝さん!!起きてください!!!!?」
貴女「…うる…さ…」
「狛枝さぁぁぁぁん!!!!?」
磯貝「寝るなら最後まで言えよ…」
お昼は1人、モソモソと食べ
気づけば6時間目となっていた
「お題に沿って短歌を作りましょう
ラスト7文字を「触手なりけり」で締めてください
書けた人は先生のところへ
チェックするのは文法の正しさと触手を美しく表現出来ているか
出来ているものから今日は帰ってよし!!」
貴女(…今日の晩御飯何にしようかな…)
目の前に置かれた紙をジッと眺めながらそんなことを考えていると
バァァァン!!!!
貴女「!!?」
物凄い音の破裂音が聞こえて下に向けていた目線を上げる
「っしゃあ!!やったぜ!!
100億頂きぃ!!!!」
そう言って喜んでいるのはこのクラスでも1番を争うほどの馬鹿、寺坂だ
その他にも吉田と村松も喜んでいる
この3人が爆破させたのか
と納得すると同時に疑問が浮かぶ
貴女(あの生物はいくらなんでも避けれるはず…
だとすれば…囮が……あ)
机と机の間を見れば潮田が倒れていた
貴女「何あれ…膜？」
私の発言に皆は寺坂達から潮田の方に目線を向ける
「実は先生、月に1度程脱皮します
脱いだ皮を爆弾に被せて威力を殺した、つまりは月イチで使える奥の手です
寺坂、吉田、村松、首謀者は君等だな？」
天井に張り付いていた生物の顔は真っ黒で「怒り」を現している
寺坂達が言い訳しようとした時生物は一瞬居なくなり、直ぐに両手にナニカを持って戻ってきた
落としたのは私達の家の表札
「政府との約束ですから、先生は決して君達には危害を加えないが、もしまたこんなことがあれば
君たち以外には何をするかわかりませんよ？
家族や友人……いや、君達以外を地球上から消しますかねぇ」
貴女(私達…以外)
絶望的だな…と呟けば生物は「まぁまぁ、時間はまだたっぷりあるんです。ゆっくりと工夫して先生を殺してください」と笑った
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流雪 - 狛枝くんは一人称 「僕」 ですよ (2019年2月14日 23時) (
レス) id: 1e56891726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年2月25日 19時
