2話 ページ2
ガララッと音を立て立て付けの悪い扉が開く
中に入ってきたのは到底「人間」とは思いがたい生物
「HRを始めます
日直の人は号令を」
渚「き、起立!!」
彼の言葉に私を含めクラス全員が席をたち銃を構える
渚「気を付け!!
れーい!!!!」
物凄い音とともに部屋中にBB弾のようなものが飛び散る
まぁ、私は構えているだけで撃っては居ないのだが
「おはようございます
発砲したままで結構ですので出席を取ります、磯貝君」
人間とは思えないその生物は器用にも全て避けながら悠長に主席を取り始める
今回も無理そうだ…
出席確認が終わると皆の銃も弾切れを起こしたようだ
生物は当たることなく「欠席なし」を喜んでいる
「残念ですねぇ、今日も命中率0です
数による戦術は思考を疎かにする、目線、銃口、指の動き
一人一人が単純すぎる
もっと工夫しましょう、でないと最高時速マッハ20の先生は殺せませんよ」
人外の生物は笑う
すると1人の生徒が「本当は当たっているのでは？」と疑いだした
「言ったでしょう？この弾は君達にとっては無害ですが…」
生物は銃を受け取り自分の触手を破壊する
「国が開発した对先生特殊弾です
先生の細胞を豆腐のように破壊できる
あぁ、もちろん数秒すればもとにもどりますが」
貴女「無理ゲー…」
「何を言いますか、先生にも急所というものはあります
触手を破壊してしまうと再生するのであって急所は破壊されれば再生しませんよ
殺せるといいですねぇ、卒業までに」
生物は笑い私達は一旦教室内を片すことになった
発端は3年の初め、私がE組に落ちてすぐの事
月が何らかの理由で爆発し7割が消えたと報道で伝えられた翌日
「初めまして、私が月をやった犯人です
来年には地球も殺る予定です
君たちの担任になったのでよろしくお願いします」
「「まず、5.6箇所突っ込ませろ!!!!」」
貴女(大丈夫かコイツ)
烏間「防衛省の烏間という者だ
まずは、ここからの話は国家機密だと理解して頂きたい
単刀直入に言おう、この怪物を君達に殺して欲しい」
貴女「…何故私達なんですか？」
烏間「コイツの狙いはわからん
だが、政府はやむなく承諾した
君達生徒に絶対に危害を加えないことを条件としてだ
理由は2つ
教師として毎日教室に来るのなら監視が出来るし、何よりも30人の人間が至近距離からコイツを殺すチャンスを得ることが出来る」
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流雪 - 狛枝くんは一人称 「僕」 ですよ (2019年2月14日 23時) (
レス) id: 1e56891726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年2月25日 19時
