113話 ページ13
善逸｢…………｣
貴女｢…………｣
善逸｢……ツッコんでいいの？｣
貴女｢……やめてあげよう｣
後ろを振り返るとさっきの親子が尾行してきていた
もうそれはバレバレで……
貴女｢私たちを追ってどうにかなることでは無いのに……｣
善逸｢Aが嫁さんと似てるからだよ｣
貴女｢待って、それは私が悪いのかい!!?｣
それを言うなら私は前世からこの顔だぞ!!
そうツッコむも善逸は私の言葉をスルーして歩いていく
貴女｢それにしても……探しに行くとか……宛あるの？｣
善逸｢ない｣
貴女｢でしょうね!!
あの人たちに｢諦めろ｣って言っておきながら自分が諦めてないじゃん｣
善逸｢形見くらい見つけて渡したいでしょ？｣
貴女｢そりゃそうだけど…………はぁ、仕方ない｣
善逸｢何、宛があるの？｣
鎹鴉が帰ってきた為腕に乗せ善逸を見る
貴女｢ちょっとね｣
そうして到着したのは日が沈んだ頃であたりは月明かりだけで薄暗い
フードを外して周りを確認する
貴女｢人は？｣
善逸｢人は……居ないかな
鬼は居るみたいだけど
それにしてもすごいね、彼ら
もう隠れる気も無いみたいだけど｣
善逸と一緒に振り返る
そこには肩で息をしている父親とその父親の服を掴んで私たちを見ている二人の子供の姿
貴女｢足が速いとかの個性かな？｣
男｢ぜぇ……はいっ……まぁ…………｣(息切れしてないとか……)
善逸｢……ここから先は何があっても俺たちから離れないでくださいね
おいで｣
善逸は子供たちに手招きして女の子を抱き上げる
貴女｢いくら弱い鬼だとしても一般人を守りながら戦うの難しいと思うけど｣
善逸｢無傷で行くならでしょ？
大丈夫だよ、多少の怪我には慣れたし｣
貴女｢そういう問題じゃないんだけど……｣
そう呟きながらもう1人の、男の子の方を抱き上げる
貴女｢お父さんは私たちの傍に、何があっても守ります｣
善逸(めっちゃキリッとした顔で言うじゃん)
男(可愛い……)
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莉華 - え、これ煉獄さん死んだら炭治郎記憶戻るくない？ (2019年12月2日 19時) (
レス) id: f0913cbb00 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わかりみが深い〜。夢主ちゃん頃したり手足損失させたりしたくなる〜 (2019年12月1日 22時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 宇髄さんの個性で、宇髄さん派手好きだから鉱石とかを生み出せるとか？ (2019年11月24日 22時) (レス) id: b105acc52b (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 堕姫ちゃんきたーーーー！ (2019年11月23日 21時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 宇髄さんって、肺活量の化け物なので、それを活かして。 (2019年11月22日 23時) (レス) id: 8a3a065a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年11月9日 12時
