112話 ページ12
貴女｢えぇっ…………と……？｣
子供が飛びついてきた勢いに負けて思わず地面に尻もちをつく
善逸｢待って、誰との子供｣
貴女｢私の子じゃないよ!!?｣
善逸｢でもママって……｢リリー、アス!!!!｣ん？｣
走ってきたのは若い男性
若い男性も私を見るなり泣き出した
善逸、貴女｢!!?｣
男｢お前……今まで何処に居たんだっ……？
半年も帰ってこないで｣
貴女｢え？……え？｣
善逸｢A…………｣
待って、なんで私善逸にゴミを見るような目されてんの？
とりあえず…………
貴女｢人違いです!!!!｣
貴女｢私は雫石A、18なので……
えっと、君は何歳かな？｣
隣にいた女の子に話しかけると花の咲くようなえがおで｢6歳!!｣と返ってきた
貴女｢というわけで、私が本当の母親ならこの子12で産んでることになるよ!!?｣
善逸｢確かに…………｣
貴女｢善逸、長年一緒にいて疑うとか……｣
善逸｢ゴメンてば!!!!｣
男性｢ですが……貴方は私の妻にそっくりで……
あぁ、ほら……この顔……｣
男性が携帯を取り出して1枚の写真を見せる
そこには髪色は違うものの私と双子と言われても疑わないほど似ている人物が映っていた
貴女｢確かにそっくりですね｣
善逸｢あ、この服……隠じゃない？｣
貴女｢ホントだ
……奥様、いつから帰ってきてないんですか？｣
男｢……半年以上前から｣
男の人は分かりやすく顔を暗くさせた
半年…………そんな長い間連絡もなく姿を消しているとなると……
善逸と私は顔を合わせると少し遠くで話す
善逸｢……ホントの事言った方がいいんじゃ｣
貴女｢でもそうと決まったわけじゃないんだし……｣
善逸｢でも隠だとしても鬼に襲われるケースは少なくない
それに半年も帰ってきてないなら彼女は死んでるか、最悪…………｣
貴女｢……｣
何も言えなくなった私の肩に善逸は手を乗せる
善逸｢A、期待を持たせて夜出歩かれて困るのは俺たちだ
ココは諦めてもらうしかないよ｣
貴女｢分かってる……でも…………｣
あんな小さい子供達に現実を突きつけるのが苦しい
父親も長い間、愛している人が帰ってくるのを寝る間も惜しんで待っていたのだろう
目元に隈が残っていた
善逸｢………そういうとこ、ホント変わらなよなお前
いいよ、俺が言ってくるから｣
善逸はスタスタと歩いていき父親に頭を下げて何か話していた
父親も察していたのだろう目元を拭い子供達を抱きしめていた
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莉華 - え、これ煉獄さん死んだら炭治郎記憶戻るくない？ (2019年12月2日 19時) (
レス) id: f0913cbb00 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わかりみが深い〜。夢主ちゃん頃したり手足損失させたりしたくなる〜 (2019年12月1日 22時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 宇髄さんの個性で、宇髄さん派手好きだから鉱石とかを生み出せるとか？ (2019年11月24日 22時) (レス) id: b105acc52b (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 堕姫ちゃんきたーーーー！ (2019年11月23日 21時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 宇髄さんって、肺活量の化け物なので、それを活かして。 (2019年11月22日 23時) (レス) id: 8a3a065a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年11月9日 12時
