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84話 ページ34

太宰「良かったよAちゃん!!
もう、病院から抜け出したと聞いた時は心臓が止まるかと…!!」

貴女「そのまま死ねたら楽だったのにね」

太宰「あ、本当だ」


医師の言った通り私が目を覚ましたのはその数週間後だった
そしてようやく退院していいと許可が降りて太宰さんに車を出してもらい、ようやく病院から出る


太宰「このまま1度学校に寄ってもいいかい?
国木田くんに渡したい資料があってね」

貴女「構いませんよ(運転できたんだ……)」


揺られること数分麓に到着して2人で山を昇る

登りきると半壊した校舎の中で理事長となにやらやっている生物の姿が見えた


貴女「何してるの?」

吉田「うおっ!!後ろからぬっと出てくんなや!!!!
って、もう退院なのか!!?目覚ましたの昨日だろ!!?」

貴女「医院長脅し……お願いしたら許してくれた」

吉田「物騒な言葉聞こえたぞ今」


「あ、君が黒岩さんかな!!?」


知らない声が聞こえて目を向けるとヘラヘラと笑う男が近づいてきた


「うわっ、近くで見ると本当にお人形さんみたいに綺麗な顔だね!!」

貴女「…誰」

吉田「理事長がなんか連れてきた」


情報が少ないなと思っていると突然何かを投げられた
それをキャッチして見る


貴女「…トランプ?」

「理事長に黒岩さんが近くにいると面倒だから君が相手してくれって頼まれてさ」

貴女「………」


横目で理事長と生物を確認するとなにやら本に手榴弾を挟み爆発する前に問題を解くという訳の分からない勝負をしている様子


「あ、しないならしなくていいよ?
その時は無条件で殺せんせーを懲役免職にするから」

生徒「!!!!」

片岡「なっ…卑怯よ!!」

前原「殺せんせー関係ね「いいよ」!!?」

貴女「頭使わなきゃ死んでいくし
いいウォーミングアップ」

「ふふ、そう来なくっちゃ
でも頭はほとんど使わないかな?僕がやるのは「神経衰弱」だからね」


貴女、太宰「………」

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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時

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