76話 ページ26
貴女「料理?」
原「うん!Aちゃん一人暮らしだし
ある程度の料理は作れるでしょ?」
試作、手伝って欲しいの
そう言って原さんは私の手を握る
時期は秋の半ば、学園祭も近いという事でみんなの気合いが高まっていた
…まぁ、その中私は職員室でイリーナとチェスをしていたわけだけど
貴女「……まぁ、いいよ
イリーナ弱すぎてつまらなく感じていたところだし」
イリーナ「なっ!!もう1回、次こそ勝つわ!!」(そこそこ強い)
貴女「何度やっても同じだよ
君の戦略は単純すぎる」(チート)
調理室に入り食材を眺める
貴女「この辺で獲ってきたものか…
兎とかもいなかった?」
磯貝「居た…けど……兎を食べるのか?」
そんな残酷な…
と磯貝は引くが
貴女「特別珍しいことではないよ、それを言うなら牛や豚を食べたことがないのかな?
まぁ、慣れないようなら獲ることはしなくていいよ」
赤羽「あ、じゃあAさん
たまたま兎見つけたからこの兎捌いてよ」
生徒「!!?」
貴女「いいよ、後でね」
メニューを作ろう
そう言って調理に取り掛かる
原さんがスイーツ、村松が麺類、私がその他で何か1品
杉野「……Aって料理できたんだな」
貴女「意外?」
杉野「なんつーか…料理つっても、人肉喰ってるイメージ」
貴女「杉野は私にどんなイメージ持ってんの
でも…そうだね、料理は好きだよ」
余った食材、キノコのみ
貴女「…ねぇ、山の幸以外も使っていいの?」
殺せんせー「いいですよ
ですが…お金は」
貴女「いいよ、自分のから出す
赤羽、ちょっとおつかい行ってきて」
赤羽「はぁ?なんでお「兎食べたいんでしょ?」…」
前原「すげぇ…あの赤羽にお使いさせたぞ……」
赤羽の姿が見えなくなり兎を手に取る
貴女「!
ちゃんと絞めて上げなきゃ……苦しかったよね?」
兎の締めて台の上に置く
貴女「さて、先にこっちをやろう
…なんで皆顔が青いの」
前原「無表情で締めるのは怖い」
貴女「……笑ってればよかった?」
前原「それはそれで怖ぇよ…」
どうしろってんだ
210人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時