帰ってきた歌い手は 男主

7話 ページ7

説明してるけど一応…
こっからヒプマイも入れるので『苦手』『何それ興味無』の人は見ない方がいいかと…

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車を駐車して家であるマンション内に入ろうとしたがあるものが目に留まり思わず立ち止まる


貴女(不審者…？だとしたらパン一で路上に倒れてるのはおかしいよな…

襲われた？)


興味と安否確認の為彼の近くへ歩き体を揺する


貴女「おい…大丈夫か？」


男は小さい呻き声を上げると一言


「は、腹減った……」

貴女「腹？」


意識が朦朧としているのか目を閉じたまま何回も頷く


貴女「とりあえずその姿は目立つ
これ着てろ、で…立てるか？」


着ていたパーカーを被せ腕を持ち上げるが足に力が入らないのか俺の方に倒れてきた
相当弱っているのだろう


貴女「…失礼」


世にいうお姫様抱っこをして自分の家へと運んだ


貴女(名前も素性も知らない人を家に入れるのってどうかしてるよな…
てか身長が身長あるだけ重い…)








家に運び入れるとソファーに座らせとりあえずエナジードリンクを渡す


貴女「それ飲んでろ
飯作ってやる」



簡単で、軽いやつ…雑炊？

数分で作り終えると男の目の前に置いた


貴女「ほら、食べれるか？」

「!!食いもん!!!!」


バッ!!と飛び起きた男は「食べていいのか!!?」と目を輝かせて聞いてきた

「あぁ」と返せばさっきまでの弱々しさはどこに行ったのかガツガツ食べ始める


貴女「俺は風呂入ってくるから
お前も後で入るか？」

「おふぁへいいやふふぁな
はひぃる!!」

貴女「分かったから喋りながら食べるな」



男を残して風呂のお湯を溜めつつシャワーをすませる
髪を拭きながら出ると男は「久しぶりに飯食った」と満足そう


貴女「おら、入ってこい
服は後で用意しといてやるよ」

「まじか!!
行ってくる!!」

男はルンルンしながら風呂へと向かっていった



貴女「…あ、キヨに連絡するの忘れてたわ」


あれから1時間、俺はキヨに「ちょっと遅くなる」と連絡を入れて食器の片付けをし彼に下着(新しいもの)と服を持って行った

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