40話 ページ40
話す事も無くなりボーッとしていると携帯が鳴った
画面を見ると「キヨ」
貴女「あ、キ「お前今どこいんだよ!!!!」え?」
どういうこと?
と聞けば
弟は俺が拉致られた後パニックになってキヨの家まで行き泣きじゃくってるらしい
数時間前のかっこいい弟どこいったん!!?
貴女「とりあえず、俺の弟と代われる?」
遠くで「ほらっ」とキヨの声が聞こえ鼻水を啜る音が聞こえる
貴女「凪?」
弟「に、にいさん……」
貴女「いつ帰って来れるか分からんけど早く帰って来れるようにするけん、それまで千紗と待てる?」
弟「……うん」
貴女「よし、キヨは年中暇しとるけん迷惑かけるならキヨだけにしとかなんよ?
千紗にも言っとってね、んじゃ」
通話を切ると碧棺さんからの視線が痛い
貴女「電話出るのいけませんでした?」
左馬刻「いや…方言……」
貴女「あぁ、俺九州出なんで弟達と話す時方言出るんですよね」
銃兎「結構強めなんですね」
貴女「まぁ福岡ですし」
理鶯さんは会話内容が理解できなかったのか首を傾げていた
貴女「あ、そういや聞きたいことあったんです」
3人「?」
貴女「一郎くん、碧棺さんのラップ?聞いてダメージみたいなの受けてましたよね?
なんなんですか?あれ」
銃兎「あぁ、あれは……」
軽く説明を受けて納得と同時に「なにそれ怖い」と言う感情が芽生える
貴女「俺もそれで殺される感じ…?」
左馬刻「するかよ!!!!」
貴女「急に大声出さないでくださいよ
心臓止まる」
その後も他愛のない話をしていれば部屋にノック音が鳴ったかと思えば扉が破壊された
…え?破壊??
扉ってそんな脆いっけ?
破壊された扉に驚いていると腕を引かれる
貴女「うぇ?い、一郎くん?」
一郎「何もされてないですか?」
貴女「う、うん」
左馬刻「一郎…てめぇ…「左馬刻くん」あ?」
落ち着いた、どこかで聞いたことのある声
部屋に入ってきたのは寂雷先生だった
貴女(まてまて、状況が掴めないぞ
この3人関係ない…ラップのやつ関係?
俺ただの巻き込まれ!!?)
寂雷「Aくんが気になるのは分かるけど、勝手に連れて行ってはダメだよ」
貴女「気になるの?
なんで?」
左馬刻「なってねぇわ!!」
碧棺さんは俺を見てギャンギャン吠えているが俺は一郎くんに「どうやってきたの?」と話していた
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RiR - とっても素敵なお話をありがとうございますm(_ _)m (2019年12月7日 22時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 剣道年齢の関係で中3で8段取ることはできませんよ (2019年5月16日 21時) (レス) id: 03e663a343 (このIDを非表示/違反報告)
aaaall - ヒプマイ 要素入れるならキーワードにも入れといたほうがいいですよ。要素あるのにタグ付けないのおかしいと思います。 (2019年4月9日 22時) (レス) id: 73bb2a28be (このIDを非表示/違反報告)
歩 - あの、あのですね、こちら男主なら、"貴女"ではなく"貴方"では無いでしょうか。"貴女"は女性に対して使う言葉であります。多分。其処訂正した方が宜しいかと。こんな奴がすみません。更新楽しみにしています。 (2019年4月4日 14時) (レス) id: 73d0051162 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイロ(プロフ) - とても面白いです。この作品に出会えて幸せです。 (2019年2月10日 19時) (レス) id: c39742007f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年1月9日 0時