11話 ページ11
2度も知らない人を家に入れてしまっている自分が信じられない、信じたくない
1度車内に入れて起こすのを頑張ったものの相当飲んだのか起きなかった
挙句には
「うるせぇ」
とドスの効いた声で怒られた
玄関を開けてとりあえず自分のベットに寝かせる
時刻は深夜3時、さすがに高校生の弟、妹も寝ている
貴女(俺、この人が目覚ました時、誘 拐犯とか言われないよな…
いや、男同士だから大丈…いや男同士もあるんだよな?)
そう考えて数分後、物凄いことに気づいた気がする
貴女(ひふみ…って彼女じゃ……
だとしたらここに居るのやばい…?あれ?俺死ぬのかな?)
泣きたくなる感情を必死に抑え念の為置き手紙を書いてリビングのソファーで眠った
AM,7:00
貴女「…ん?」
パタパタと誰かの歩く音で目を覚ました
弟「あ、ごめん起こした?」
妹「だから言ったじゃん!!もう少し静かに歩きなよ!!」
弟「あ?てめぇもバタバタ言わせてたじゃねぇか
痩せろデフ」
妹「足切り落とすぞクソメガネ」
貴女「喧嘩すんな
あと言葉が汚いぞ」
2人「うっ…ごめんなさい」
2人が睨み合いながらも玄関に向かい
2人「行ってきます」
貴女「いってら」
バタンっと扉が締まり「だいたいっ」と喧嘩する声が遠くなっていく
「……あの」
声が聞こえて振り返ると昨日の男が扉に寄りかかりつつ俺を見ていた
貴女「あー…とりあえず水飲みますか?
話はそれからにしましょう」
男は不審がりながらもゆっくりと椅子に座り俺から水を受け取った
事の経緯を話すと彼は机に頭を打ち付けながら謝りだした
正直ただの恐怖
「すみませんすみません、見ず知らずの人に多大なご迷惑を…!!」
貴女「えっ、いやなんかコッチこそすみません…
彼女がいらっしゃるのに…過激な方じゃないと良いので「え?」ん?」
「俺に彼女は居ませんよ?」
貴女「え?でも、ひふみって…」
名前を出すと「すみません!!」と謝られ何事かと思う
「それは同棲してる幼馴染の名前でっ…ちなみに男です」
貴女「えっ…すみません…女性かと…」
両方が両方謝り始めめんどくさい事になり始めたぞ
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RiR - とっても素敵なお話をありがとうございますm(_ _)m (2019年12月7日 22時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 剣道年齢の関係で中3で8段取ることはできませんよ (2019年5月16日 21時) (レス) id: 03e663a343 (このIDを非表示/違反報告)
aaaall - ヒプマイ 要素入れるならキーワードにも入れといたほうがいいですよ。要素あるのにタグ付けないのおかしいと思います。 (2019年4月9日 22時) (レス) id: 73bb2a28be (このIDを非表示/違反報告)
歩 - あの、あのですね、こちら男主なら、"貴女"ではなく"貴方"では無いでしょうか。"貴女"は女性に対して使う言葉であります。多分。其処訂正した方が宜しいかと。こんな奴がすみません。更新楽しみにしています。 (2019年4月4日 14時) (レス) id: 73d0051162 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイロ(プロフ) - とても面白いです。この作品に出会えて幸せです。 (2019年2月10日 19時) (レス) id: c39742007f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年1月9日 0時