恒道館メンバーは、門下生に一人やべー奴がいることを知っている 三 ページ22
「新八ぃ!何でこんなマネする前に俺に一言いわなかった!」
「そうアル!一人でこんな面白そうな事シコシコ計画しやがって。一言かけろヨ!お前はもう今日からシコッ八な!」
「こらこら神楽ちゃん!女の子がそんな下品なこと言っちゃいけません!」
屋敷の者たちを薙ぎ倒しながら、銀時に続いて神楽が言いAが指摘する。
それを聞いて沖田は口角を上げた。
「あれェ、Aさんもやっぱそういう知識はあるんですねィ」
「えっ!?そりゃ大人だから、そのっ」
「どうしたんでさァ、顔真っ赤ですぜ?」
「ッ!こ、これは違っ!」
沖田に踏み込んだ質問をされてAは顔を赤くした。
さらに弄ろうとした彼を戦と土方、銀時が蹴り飛ばした。
「ここは何だ?ラブコメ漫画かァ?」
「おいおい、辞めてくれよそんな言い草。まるでAと沖田君が主役カップル見てーじゃねーか」
「沖田のガキが発i情してるだけでAはキュンキュンしてないし。ラブコメってないからコレ」
土方がタバコを咥え青筋を浮かべて言い、銀時と戦はその言い方に不服の声を上げた。
「お前ら敵意向ける相手違うぞォ!」
近藤は周りの敵を蹴散らしながらも沖田と喧嘩している彼らに苦笑いした
「お妙さんはこんなこと望んでないかもしれん!それでも
大義も何もない戦いに巻き込むわけにはいかないと近藤は考えていたが、土方たちが来てしまって頭を悩ませていた。
「近藤さん、心配いらねーよ」
土方はタバコをふかして紫煙を上げる
「俺も我ァ通しに来ただけだ。柳生には借りがある。そいつを返しに来ただけさ。あとアイツのAへの態度がなんか気に入らねーんだよ。ちなみに今日は仕事休みだし、そこんとこも心配いらねェ」
土方はスナックで、九兵衛が自分からAを奪おうとしたのを思い出して眉を寄せ、無意識に力が入ってグッとタバコの吸い口を指で潰してしまった
「近藤さん、俺も我ァ通しに来ただけでさァ」
沖田が土方の真似をして葉っぱ片手に息を吐く。
「このままいけばゴリラを姐さんと呼ばなきゃいけなくなる。あとAさんが柳生家の坊ちゃんの義姉になって手綱握られるのなんか嫌なんで。ちなみに今日はバリバリ仕事でしたがサボって来ました」
「オメーはホントに我だな!!」
「何でここで私の名前が出てくるの」
近藤がツッコむ中、Aは自分の名前が挙げられて不思議そうに苦笑いした。
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刹那*桜(プロフ) - あいさん» ありがとうございます!! (2022年12月27日 20時) (レス) id: f89dd253f0 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメ失礼します!! めっちゃ面白いです!! これからも頑張ってください! (2022年12月26日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
刹那*桜(プロフ) - あたりんさん» ありがとうございます!! (2022年11月20日 0時) (レス) id: f89dd253f0 (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2022年11月14日 16時) (レス) id: c0f0373936 (このIDを非表示/違反報告)
刹那*桜(プロフ) - 花香さん» コメントありがとうございます!9個もあって長いですなか一気に読んでいただきありがとうございます!!わりと読みづらい所もあるかと思いますが好みと言ってもらえてとても嬉しいです!!(;ω;) (2022年11月7日 23時) (レス) id: f89dd253f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹那*桜 | 作成日時:2022年11月7日 0時