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―――主 side
佐「見ろ田中!ナツメがリーチ二号の餌食になったぞ!」
田「あばよナツメ!達者で暮らせ!」
主「おいリーチ二号、アイツらを絞めてこい!」
フ「どれぐらいの強さで?」
主「全力でいいぞ」
佐・田「「俺達を殺す気かてめぇ!!」」
エ「……なんか、ナツメ先輩達とめっちゃ仲良くね?」
デ「どう見ても仲が良いよな」
ユ「う、羨ましい!僕もナツメ先輩に抱き着きたい!」
グ「オマエはまず落ち着くんだゾ」
何とかフロイドから逃げた俺はリドルの方へと向かう
フロイドはその様子を見て一緒殺意の籠った視線をリドルに向けた気がするが、すぐにいつもの表情に戻ったので俺の気の所為って事にしたいマジで
コイツは相変わらず俺達を変なあだ名で呼ぶから、誰の事を呼んでるのか時々訳分かんなくなるんだよな
グ「なんか変なヤツなんだゾ」
フ「わー、しゃべる猫だ!おもしろ〜い。ねぇねぇ、ギュッて絞めていい?」
グ「し、絞める!?やめるんだゾ〜!」
ジェ「おや、ハーツラビュル寮の皆さんとナツメさん達お揃いで。もしや、マジカルシフト大会に向けての敵情視察ですか?」
主「いやぶっちゃけお前らを視察する暇があったらDBTで○岡凛ちゃんのレベ上げした方が1番有意義だわ」
ジェ「相変わらずつれないですねナツメさん」
佐「まぁ、色々と事情があるんだよ」
田「俺達はただの巻き込まれだけどな」
ケ「後で君達の好きなたこ焼き奢るから少し黙ってて!?」
主「よしきた!1番高いヤツ奢らせようぜ!」
田「たこ焼き以外にも奢らせるか!」
佐「あ〜、腹減ってきたな」
エ「めっちゃ生き生きし始めたんだけどどういう事?」
でもこの流れはヤバいかもしれないヤツ
フロイドはずっとニコニコ笑ってるけど、ジェイドに至っては物腰穏やかなのは確かだけど目は全く笑っていない
しかも、俺達が巻き込まれたって分かった途端2人の纏う雰囲気が少し変わった気がする
これはもう、ケイトを犠牲にして逃げるしかないんじゃね?
あばよケイト……お前の事は夕飯まで忘れない!
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作者名:抹茶ラテ x他1人 | 作成日時:2020年8月6日 23時