第45話 ページ48
〜in・???〜
“・・・”
自分のものとは異なる冷気を感じ、うっすらと目を開ける。
ここは・・・魔水晶の中?
“そうか・・・そういえば・・・封じられていたんだったな・・・”
過去の記憶を反芻し、小さく溜息を吐いた。
未だにハッキリしない視界に苛立ちを覚え、右手の甲で目を擦ってみる。
それでも、視界は水色にぼやけたままだった。
“・・・私を目覚めさせたのは・・・誰だ・・・?”
異質な冷気の元を、目でたどる。
そこには・・・石版に向かって手をかざしている、黒髪の少年の姿があった。
“この、魔力・・・あの少年は、まさか・・・!?”
私が目を見開いた瞬間、水色にぼやけていた視界が・・・音を立てながら、割れて崩れ始める。
“まさか・・・いや、違う。こんな時代に、居るはずがない・・・”
でも、もしかしたら・・・
“・・・ダクラ・・・?”
その呟きを最後に、私の意識は白い光に包まれた。
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シロナ(プロフ) - ユノさん» ありがとうございます!コメントを頂くとすごく励みになります・・・更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2014年12月14日 14時) (レス) id: 16408a5fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ(プロフ) - 私も7つの大罪シリーズ好きです!!この小説面白いですよ!更新頑張ってください!! (2014年12月14日 14時) (レス) id: 90244c805f (このIDを非表示/違反報告)
シロナ(プロフ) - 紫さん» ありがとう!頑張って書くね!!なんかリクエストあったら教えて! (2014年12月1日 21時) (レス) id: 16408a5fe0 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - すっっっごくおもしろかった!!続きが楽しみ!また学校でもいろいろ話そう! (2014年11月29日 3時) (レス) id: d55e707bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロナ | 作成日時:2014年11月9日 23時